創作ノート49
リトル・アマルと言う、シリア難民の10歳の少女を模した、3.7mの巨大な操り人形が世界を巡回している。
英企業のザ・ウォークプロダクションが主催して、実際の難民への支援と思いやりを実現するべく頑張っている。
リトル・アマルはパペットと呼ばれる。難民の半分は子供である。現実の難民への理解を求めている。アマルは希望と言う意味である。
英国の劇作家、デビット氏が仏北部・カレーの難民キャンプを描いた演劇作品・ジャングルの登場人物である、リトル・アマルは実際の難民達に希望を与える存在であった。実際の難民の声に、別にできる事があるのではないかと思った。
リトル・アマルは、実際の難民の声から生まれた世界を描いているのである。
僕はこのニュースを読んで、僕が話したい、基地問題にも活かせるのではないかと思った。特に子供達の声を希望として、世界を描いている所はアマルの様な基地問題を象徴する登場人物を描けるのではないか。世界を渡り歩くと言う所も東アジアを見ると言う基地問題の取り扱いに沿っている気がしたのだ。まだ頭の中のイメージの段階なのでどんな物語を展開させるのかは決まっていない。