![冬の日](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/20349143/rectangle_large_type_2_f2e800713e8c992d6bed72d4828db56c.jpg?width=1200)
「人からもらった熱量は、もって3日」
はじめてnoteに投稿した時、アップして15分も経たないうちに
「スキ」を2つ貰った。
びっくりした。
あまりの速さに。
これでもメディアのハシクレだったんである。
自分が書いたものや、自分がチェックしたものを、
たくさんたくさん世に送り出してきた。
お金を払って買っていただく、雑誌や書籍として。
なのに今さら。このうれしさは何なんだろう。
ダイレクトに誰かの意思が届く。
送ってくれた方は、ほんのちょっとした気持ちだったのかもだけど、
もらった方はこんなにもうれしい。
「人からもらった熱量は、持って3日」
2年前から、ことあるごとに思い出している。
教えてくれたのは、「言葉の企画」という講座の講師として出会った、
阿部広太郎さんだ。
講座では、あまりにいろいろなことができなくてショックだった。
心が毎回ぶん殴られ、恥ずかしく、それでもなんとか全回通った。
全講座出席して、全課題を提出することが、
応募時に講師と交わした約束だったから。
教わったことは全部受け取って、ただただやった。
でも正直、逃げ出したかったよ。
そんな頃の、noteへの投稿だった。
思いがけず貰えた速攻の「スキ」は、
私が文を書き、noteにアップするという行為をしたからこそ
返ってきた、予測のできなかった現象。
どんなにショックだったことも、
がんばろう!と高揚した気持ちも、
あの人のようになりたいと思った憧れも、
すぐに日常に紛れていく。
だけどなんとか小さくてもヨロヨロとでも
自分が「する」行動に繋げられた時は、
火は小さくとも燃え続けてくれる。
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![ユッカ](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/7085896/profile_ac770028ca8e119981805f6e3ba990df.jpg?width=600&crop=1:1,smart)