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「自分探し」は、もういいや

『魂占い』をやってみた。
誕生日から魂タイプがわかるという書籍で、特徴や使命(!)、行き詰まった時の対処法までがわかるという。
自分のタイプを読んでみて…、正直、拍子ぬけしてしまった。
なんだか身に覚えがある。
全部知ってる気がする。
見慣れた内容に、ちょっとがっかりしてしまった。
なぜなら、自分でも知らない自分に出会えることを期待していたから。
自分の新たな可能性を知って、未来に夢を持ち、ドキドキわくわく気分をアゲたかった。
それが叶わなかったことで、しょんぼりしてしまったんだ。

あれこれ理由を考えた。
そもそも、私自身がすでにけっこう年齢を重ねちゃったからでは?
それなりにいろんな経験も、自己探究や分析もしてきて、目新しさを感じなかったのかも?
占いも好きで色々なものをさんざんやってきたし。
個人鑑定じゃなくて書籍だから、あんまり当てはまらない場合もあるのかもね。
それとも、まだ自分で気づけていない思い込みみたいなものがあって、等身大の自分を素直に受けとめられないのかな?

そんな数日を過ごすうちに、ふと思った。
「自分探し」は、もういいや。
なんかわからんけど、もういいや。
ただ淡々と目の前のことをやっていけばいいんじゃない?

いくつになっても、自分の可能性にフタはしたくない。
新しい情報は、これからも求めていくだろう。
だけど、自分が決めた「正解」や「成功」への最短ルートを探して、キョロキョロするのはもういいかなと思った。
今の私の年齢がそう思わせた部分もあると思うし、この占いが示してくれることだけがすべてではないとも思う。
でも、もしかしたら、宝はすでに私たちの手の中にあるのかもしれないね。
うんざりするほど見慣れた顔してね。

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ユッカ
お読みいただき、ありがとうございます。