cotenの思い出
cotenという写真投稿サイトはご存じでしょうか。
実は2024年5月15日に閉鎖されてしまったのですが、僕はそのサイトを結構利用していました。
サイトの仕様が結構ユニークで、一番面白いのは投稿期間が2週間という期限付きだという事です。
2週間経てば投稿した写真は消えてしまうので、写真が埋もれてしまう事が無く、目を惹く為にインパクトのある写真を投稿する必要が無いと言う訳です。
なので、ほんの一瞬ワンスクロールで写真が消費されてしまう他のSNSに嫌気がさした方からは人気がありました。
人気があったとは言え参加人数は他のSNSに比べると圧倒的に少なく、しかし良く言えば一人一人の印象が残りやすいというメリットもありました。
個性的な写真を撮る人、存在そのものがカッコいい人等、様々な方がいる中で一人、強烈に印象に残っている方がいます。
その方は人の写真、そしてフォトジャーナルを主に撮っていて、力強く惹きつけられる写真を撮る方でした。
存在感が凄く、流れるようにタイムラインを眺めていたとしてもその人の写真は『明らかに何かが違う』と思う程、異様なオーラを放っています。
『空気が一変する』とは正にこの事で『〇〇さんが撮った写真』というバイアスが無くても十分に惹きつけられる写真を撮られる方です。
特にフォトジャーナルに関しては北朝鮮やデモ化した香港の写真も投稿された事もあり、非常に見ごたえのある内容となっています。
cotenの閉鎖がzineを作るキッカケに
僕もインスタグラムに写真を投稿していますが、メインはcotenで考えていました。
cotenはインスタグラムと比べれば圧倒的に人は少ないですが、cotenの方が圧倒的に手応えを感じます。
僕にとってcotenはかなりの救いの存在だっただけに、閉鎖の知らせを聞いた時はかなりのショックだったのを覚えています。
インスタは地道に頑張っていくとしても、他にまとまった作品を発表出来る場はないか?
PHOTOHITOやGANREF等も検討しましたが、根本的な問題に気が付きました。
どんな写真投稿サイトだったとしても、ほとんどの方はネットという時点でスマホで見られている方が多いはず。
PHOTOHITOやGANREFは多少パソコンで見られている方が多そうな気がしますが、それでもスマホが大多数だと思います。
ご存じのようにスマホと写真鑑賞は非常に相性が悪いです。
なら、前からやりたかったzineを作ろうという結論に至りました。
テーマは決まっているのですが内容は構想段階で、完成までにはまだまだ道のりが遠いです。
今の間にインスタグラムやこのnoteで僕の存在を知ってもらう活動に力を注いでいきたいと思います。
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