中小企業診断士 一次試験 直前期の過ごし方① ~勉強より大切なことがあります~
みなさま、こんにちは。
中小企業診断士の tabito です。
中小企業診断士 一次試験の勉強は、アウトプットしながらインプットする高効率勉強法にチャレンジしましょう。
の続きが、この2カ月、全くアップできておらず、大変申し訳ありませんでした。私事ですが、引っ越しがあったり仕事が立て込んだりと、note継続の難しさを実感しました。
さて、令和5年度の中小企業診断士 一次試験日程は 8月5日(土)・6日(日) です。いよいよ2カ月を切り、直前期に入ってきましたので、この記事では、これまでの続きではなく、直前期の過ごし方について記載します。
(急にトピックが飛んで申し訳ございません。)
1.この時期からの1次試験直前対策
まず最初に、何をおいても、この時期から1番大切な直前値の試験対策は、
「体調管理」
です。
これまでの1年、人によっては2年3年と頑張ってきたことが、いかに本番でアウトプットできるかが勝負です。これはとても大切なことです。もちろん、直前期の勉強は、本番に近いだけに効率が良い面はあります。しかし、この直前期のわずか1ヵ月2ヶ月の勉強で、これまでの1年それ以上の勉強に勝るわけはありません。
ですので、何をおいても、本番で力を発揮すること、それが最優先です。
繰り返しですが、その1丁目1番地は、体調管理です。
具体的には、最も大切なのは睡眠です。これから試験本番までは、1日7時間の睡眠を確保できるかどうか、それにまずは注力してみてはいかがでしょうか。
特にお仕事をしながら勉強されている方は 「7時間なんて取れるわけないよ、これまでも5時間6時間の睡眠でがんばってきたんだ。」 というのが本音かもしれません。しかし、本番で力を発揮するためにも、また効率の良い勉強をするためにも、最も大事なのは睡眠だということを考えてみてください。
そろそろ、勉強について書けと言う声も聞こえてきそうですので、これくらいにしますが、ぜひしっかり眠って、体調管理にお気をつけください。
2.苦手科目の直前期の学習法
さて、いよいよ勉強法です。7科目のうち、1科目でも40点を下回ると不合格と言われている試験の特性上、今そのボーダークリアが怪しい苦手科目はまず最優先にせざるを得ません。
では、直前値に苦手科目でやる事は何でしょうか?これもマークシート方式と言う試験の特性上、
「一問一答」
でこれまでの勉強した記憶を掘り返すことです。
これは苦手科目に限りませんが、この直前期の勉強の目的は新たなことを覚えるのではなく、これまでに勉強したことを本番で出せるようにすることです。
つまり、忘れているということは、思い出せないだけで、人間の脳には一度覚えた事は格納されているのです。新たなことを覚えることと、一度覚えたことを引き出せるようにすることとは、全く異なります。この直前期は、思い出せないこと、あるいはあやふやなことであっても、既に勉強した内容を引き出せるようにすることを意識することです。
そのための具体的且つ最も効率的な方法が、一問一答の問題集を繰り返しやることです。
ここでは、どの会社のどの問題集と言う事は記載いたしませんが、できれば、出題頻度のランク付け等があるものが良いです。苦手科目ですので、頻度の低いものは飛ばして、高いものに絞って、一問一答で何度も潰していくことです。
「アウトプットをすることによって、本番でアウトプットを可能にする」
それを心がけて勉強してください。
皆さんが、本番で力を精一杯発揮して、納得できる結果を得られることを祈っております。
ご参考になれば幸いです。