中小企業診断士 一次試験 7科目の勉強スケジュールは??
みなさま、こんにちは。
中小企業診断士の tabito です。
中小企業診断士 一次試験の勉強は、アウトプットしながらインプットする高効率勉強法にチャレンジしましょう。
の続きです。
中小企業診断士の試験は7科目もあります。はっきりって20代の人でもなければ、穴の開いたバケツに水を入れるようなもので、あるいは7つの皿を回している感覚で、ちょっとパニックになってしまいそうです。
ですので、まずはある程度スケジュールを立てましょう。スケジュールは勉強を進める中でどんどん改訂していけば良いのですが、何のスケジュールも無しで7科目の勉強をはじめるのは無謀です。
中小企業診断士の試験を初めて受ける方が、どれぐらいの時間を勉強に充てるのかは、まさに人それぞれだと思います。
私の場合は、ちょうど1年を勉強に当てました。完全に独学で一発合格しました。しかし、こう言ってはなんですか、ほぼ白紙の状態からであれば1年では難しいかもしれません。もちろんそれは1日にどれだけ勉強できるかにはよりますが。
私は中小企業診断士にチャレンジする10年以上前ですが、中小企業診断士の科目でいうところの「企業経営理論」や「経済学」の基礎、また、「マーケティング」は勉強したことがありました。かなり忘れてはいたものの、「財務会計」も基礎は学びました。自身のキャリアでも経営企画とマーケティングが主でした。そのため、例えば「企業経営理論」については、中小企業診断士用にはテキストをたまに読む程度でほとんど勉強しませんでした。それでも、「企業法務」や「運営管理」、また「経営情報システム」「中小企業政策」といったところは、一般常識は別として、白紙に近いところから勉強しました。
いずれにせよ、人によって違うので、あくまでも参考程度として、以降では1年間のスケジュールの立て方を考えてみたいと思います。
まず重視すべきは、二次試験につながる科目、つまり、
「企業経営理論」「財務会計」「運営管理」
この3科目は全勉強期間(ここでは1年想定)を通じて、しっかり基礎を固めていくべきです。
中でも最も勉強しなければいけないのは、特に経理・財務等の仕事でのバックグラウンドのない人にとっては「財務会計」でしょう。
これはできるできないがはっきりしますし、二次試験で40点以上取ろうと思うと、ある程度基礎を固めておかなければ、全く歯が立たないと思います。
これまでの記事でご紹介したように、まず全くできなくてもいいので、実際の一次試験の過去問題を7科目やってみてください。全くわからないのものを時間を計って解くというのは苦痛だとは思いますが、マークシートですから、一般常識も含めて半ば勘でもいいと思います。7科目全てが全く白紙と言う方は、社会人ではほぼいないでしょう。ですので、まずは自分が何がどれだけ足りないのかをみましょう。
前の記事と同じような話になりましたが、その自分に足りないものを見た上で、1年間の計画を立てると言うのが最初になります。
続きは次の記事でアップしたいと思います。
ご参考になれば幸いです。