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金剛峯寺と壇上伽藍

高野山の見どころ、奥之院の次は、「金剛峯寺」と「壇上伽藍だんじょうがらん」を見学しました。
高野山大師教会の駐車場に車を停めて、徒歩で回ります。
「高野山大師教会で授戒を受けられるよ」と、友人に聞いていたので時間を確認して最終の時間まで観てきましょう、と。
夫は「俺は授戒はいい」と言うので、無理強いせず、宿坊で待っていてもらえばいいかとこの時は思っていました。。

入口の看板の上にツバメの巣と雛がいた



では、観光です。


観光場所17:金剛峯寺

空海は『金剛峯楼閣一切瑜伽瑜祇経こんごうぶろうかくいっさいゆがゆぎきょう』という経典から高野山一山の総称を金剛峯寺と命名した。明治以降は一寺の名称となったが、現在も117か寺をまとめる中央寺院だ。

まっぷるガイドブックより



正門。
正門は金剛峯寺で最古の建物。


鐘楼


主殿の屋根のところに龍。
ひげがぴょろろ~と、カッコいい。




ここはするっと見て回っただけでした。
お庭なども素敵…と後から知り、色々見過ぎて疲れていたのかも。

観光場所18:壇上伽藍

弘法大師創案になる日本初の密教伽藍で、高野山独特の諸堂塔の配置は弘法大師が受けた密教の教義を目に見える形で表現しているという。壇上には、真言密教の根本道場のシンボルとして建立された根本大塔をはじめ、金堂などの堂塔19棟が並び、中門も再建された。


東塔


大会塔
愛染堂


根本大塔。
中に入ると、「胎蔵界」「金剛界」の両界曼荼羅の仏像が安置され、ぐるりと一回りして観ることができる。素晴らしい世界でした✨


御影堂。
弘法大師の御影を安置。


三鈷さんこの松。
弘法大師が聖地を求めて投げた三鈷杵がこの松の枝にかかっていたことから、この地を根本道場に決めたといる伝説が残る。

珍しい3本葉の松葉を見つけたら持って帰っていいとのことですが、私は見つけられなかった。



六角経蔵
取っ手の部分を持ってこの堂を時計回りに一周させると「一切経」を一通り読経した功徳が得られるそうです。夫と2人で回しました。
ただ、どっち回りかわからなかった(特に書いてない)ので、反対周りをしていた人もいました。


不動堂。
平安貴族の邸宅を思わせる外観が美しく、国宝に指定されている。

西塔。
根本大塔と対になる重要な多宝塔。


中門。
壇上伽藍の入り口、聖俗の結界を守る門で、2015年に1200年の記念事業として再建された。

【俗世との結界を守る四天王像】

増長天。
南方を守護。胸のトンボが目印。


広目天。
西方を守護。胸にはセミ。


多聞天。
北方を守護。正面右手に安置。


持国天。
東方を守護。正面左手に安置。


金剛峯寺と違って、壇上伽藍の方はたくさん写真を撮った。
建物の色も鮮やかで、仏像の迫力も味わえました。

つづく。

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