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FIRE後の海外旅行⑤ タイ・スコータイ歴史公園

FIRE後の海外旅行第3弾は、タイの古都巡りで、世界遺産の街スコータイと、北部のチェンマイ、チェンライへ行きました。
成田発のキャセイパシフィック航空で、香港経由でバンコクへのフライト。
平日の9時成田発というあまり条件の良くないチケットですが、燃油サーチャージ込みで、往復6万円台で買えたのでお得でした。

香港国際空港

香港国際空港でバンコク便へと乗り継ぎました。
ちなみに、香港空港には何度か行ったことがありますが、入国したことはまだ一度もありません。

バンコクで一泊した後、翌朝10時半のスコータイ行きのバスに乗るため、バンコクの北部にあるモーチットのバスターミナルへ移動。
チケットは事前にネットで購入していたので、カウンターでは発券してもらうだけでした。
スコータイ行きは376バーツ、約1,500円でした。

モーチットのチケット売り場

バスは大型の横4列シートで、5割くらいの乗車率でしたが、途中から乗車する人もいて満席になりました。

スコータイ行きのバス

車内では車掌さんが改札に来て、水とお菓子が配られました。
スコータイまでは6時間半もかかりますが、バスにはトイレが付いていて、途中のバス停で何度か休憩があります。
また、お昼頃に立ち寄ったバスターミナルでは、30分ほどの食時休憩もありました。

バスの食事休憩

バスチケットの半券を見せると、無料でタイ風ラーメンなどが一杯食べられます。
追加料金を払えば、大盛りにもしてくれるようでした。

途中の街のバス停で乗客を降ろしながら、6時間半かけて、夕方近くにスコータイへ到着。
スコータイの降車場所は、バスターミナルとスコータイ歴史公園の2か所ありますが、私はホテルが近かったバスターミナルで下車。

スコータイバスターミナル

バスターミナルは、市街地から少し離れたのどかな場所にあります。
また、スコータイ歴史公園までは10キロほど離れているので、交通の便はあまり良くなく、タクシーやトゥクトゥクで移動する必要がありました。

初日は、夕方にホテルに着いた後大雨が降り出したので、近くのレストランで食事をしただけで休みました。

翌日は雨が上がり観光日和でした。
新市街のホテルからスコータイ歴史公園までは、タクシーで移動。
20分ほどで到着し、140バーツでした。

歴史公園は広いので、自転車で回るのがおすすめという情報があったので、公園の目の前の貸自転車屋でレンタルしました。
1日30バーツで、台帳に名前を記入するだけで、デポジットは必要ありませんでした。

スコータイ歴史公園 ゲート前

歴史公園は、城壁内の中央のエリアと東西南北の各エリアに分かれていて、エリアごとに100バーツの入場料がかかります。
また、自転車で入場する場合は追加で10バーツ必要でした。
まずは、遺跡が集中している、メインの中央エリアを見学。
少し曇っていたおかげで涼しくて、見学にはうってつけの天気でした。

ワット・マハータート

中央エリアには、ワット・マハータートという巨大な寺院を中心に、たくさんの寺院が点在しています。
とても広い公園で、歩いて回るとかなり時間がかかるので、自転車か電動カートなどに乗るのが良いでしょう。

ワット・マハータートは、14世紀のラームカムヘーン王の黄金期に建築されたと言われていて、壮大なスケールの建物でした。
ただ、現在見られる部分の多くは、20世紀に入って修復されたということです。

ワット・マハータート 大仏

もともとは荘厳な建物だったと思われますが、柱や床を残して、壁や屋根などは崩れ落ち、中の仏像や彫刻の一部だけが残っています。

ワット・サシー ストゥーパ

ストゥーパ(仏塔)も、漆喰が剥がれレンガが崩れ落ちていたものを、積み直して修復したようです。

ブッダ立像
壁面の仏像
ラームカムヘーン大王記念碑

歴史公園のメインの中央エリアの他にも、東西南北の少し離れた場所にたくさんの見どころがあります。

ワット・ソラサック 象のストゥーパ

北部エリアのワット・シーチュムは、高さ15メートルもある、スコータイ最大の仏像がある寺院です。
元々は金色に輝いていたそうですが、現在では廃墟感が漂っています。
神秘的な印象の残る大仏でした。

ワット・シーチュムの大仏

西側のエリアと南側のエリアは、少し距離が離れているので、自転車やバイクでなければアクセスが難しいです。
田園風景が広がる中に、ポツンと遺跡があるような感じでした。
遺跡が集中しているワット・マハータート周辺に比べると、見どころが散在しているので、時間がある方向けです。

城壁の水牛
ワット・チェトゥポン 遊行仏

スコータイ歴史公園の入り口前には、ワット・トラパン・トーンというお寺と、ラームカムヘーン国立博物館があります。
ワット・トラパン・トーンは、現在でもたくさんの参拝者を集める美しいお寺でした。

ワット・トラパン・トーン
ワット・トラパン・トーン 遠景

ワット・トラパン・トーンの隣にある、ラームカムヘーン国立博物館は、規模が小さめの割に展示品のレベルが高く、クーラーが効いた室内で涼みながら見学出来て良かったです。
入場料は150バーツでした。

ラームカムヘーン国立博物館

スコータイの街は、歴史公園周辺と、バスターミナルなどがある新市街に分かれていて、私は新市街のホテルに滞在していたので市内観光もしました。
人口10万人くらいの街なので、大きな建物が少なく、田舎町という感じでした。

クロックタワー

街の中心をヨム川という大きな川が流れていて、その両岸に市街地が広がっています。

ヨム川とワット・ラーチャター二ー

ワット・ラーチャター二ーという大きなお寺があり、ちょうどお祭りをやっていてとても賑やかでした。

ワット・ラーチャター二ーのお祭り
ワット・ラーチャター二ー

また、ヨム川の側にある公園では、フードフェスティバルというイベントが開催されていました。
タイ料理の屋台がたくさん出ていて、こちらもとても賑わっていました。

フードフェスティバル

ヨム川では、ボートレースが開かれていて、何チームもがレースをやっていました。
朝に大雨が降っていたので川の水が濁って大変そうでしたが、選手や観客はとても盛り上がっていました。

ヨム川のボートレース

スコータイは、ロウソクを灯した風船を飛ばす、ロイクラトンという祭りが有名ですが、残念ですが開催時期が合わず見学できませんでした。
その代わり、地元のお祭りに当たり、タイのローカルの雰囲気を堪能することができてとても楽しかったです。

チェンマイへバス移動

スコータイには4泊し、その後再びバスに乗って、北部の古都チェンマイへと移動しました。

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