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FIRE後の海外旅行⑧ タイ・チェンライ後編

チェンライ滞在3日目は、タクシーに乗って、郊外の観光へ行きました。
まずは、市内中心部から西へ車で15分くらいの場所にある、メーファールアン芸術文化公園へ。
入場料は200バーツでした。

メーファールアン芸術文化公園

ここは、プミポン先王のお母さんを記念して作られた庭園と、美術館・博物館で、大きな池の周りに色々な文化施設がありました。

メーファールアン芸術文化公園 庭園の池

園内は広大な池と庭園があり、花や樹木、東屋などの建造物がとてもきれいでした。

メーファールアン(王母) モニュメント

美術館と博物館は2棟あり、地元の文物を中心に展示されていました。

メーファールアン 博物館の展示

暑くなければ一日中でも散策していたくなるような気持ちの良い場所でした。

その後は、市内中心部から北に車で20分のところにある、ワット・ファイプラーカンへと向かいました。
ここは2000年代になってから建造が始まった新しいお寺だそうで、丘の上に建つ大きな九重の塔と巨大な観音菩薩像に圧倒されます。

ワット・ファイプラーカン

境内の拝観料は無料で、九重の塔はエレベーターがありませんが、階段で上まで登れ、各階に木造の仏像が安置されていました。

ワット・ファイプラーカン 九重の塔
ワット・ファイプラーカン 九重の塔 仏像

丘の頂上には、高さが69メートルもある、真っ白な観音菩薩の巨大な像。
仏像の下までは、無料のカートが運行されていて送迎してくれました。

ワット・ファイプラーカン 観音菩薩像

台座の下には、観音様の顔まで上るエレベーターがあり、チケット代は40バーツでした。

ワット・ファイプラーカン 観音菩薩像

エレベーターで観音様の頭まで上ると展望所になっていて、目や後頭部の窓から外の景色を望むことが出来ます。
正面の目からは、チェンライ市内や周辺の山々が一望出来ました。

ワット・ファイプラーカン 観音菩薩像から市内の眺め

チェンライは他にも見どころがたくさんありますが、昼間は結構暑いので、観光はほどほどにして、涼しい夜に外出しました。
街の中心部にクロックタワーがあり、市内の東側にナイトマーケットがありました。

チェンライ クロックタワー

ナイトマーケットは、毎日営業しているバスターミナルの近くと、週末だけ営業している大通りのマーケットがあるようです。
私が滞在した時は週末で、たまたま大きなお祭りをやっていたので、とても賑やかでした。

チェンライ ナイトマーケット

バスターミナルの近くの常設のナイトマーケットは、外国人観光客向けという印象ですが、週末開催のナイトマーケットは、たくさんの地元の人達で賑わっていました。

チェンライ ナイトマーケットのお祭り

公園の広場のステージでは、歌や踊りのショーをやっていて、盆踊りのようにたくさんの地元の人たちが踊っていました。
チェンライは人口は10万人くらいの小さめの街ですが、見どころがとても多い楽しい街でした。

また、食べ物も美味しいものが多かったです。
タイ料理は辛いというイメージが強いですが、チェンライの料理は、ココナツミルクを使ったマイルドな味の料理が多かったです。
チェンライやチェンマイなど、タイの北部の名物料理と言えば、カオソーイという麺料理です。

カオソーイ

ココナッツミルク入りのまろやかなカレースープに、ゆで麺と揚げ麺の両方を入れ、肉や野菜をトッピングする料理です。
食感が違う2種類の麺と、様々なトッピングを味わえます。
癖の少ない味付けなので、日本人の口にも合うと思いました。

それから、チェンライは国境近くの街で、イスラム教徒も多いためか、ムスリム料理の店もたくさんありました。
タイの南部は、マレーシアに近いのでイスラム教徒がたくさんいますが、北部にもミャンマーなどから来たイスラム教徒が多いようでした。

チキン・ビリヤーニ

ムスリム系のレストランもあり、鶏肉や牛肉を使った料理を出していました。
その他にも、外国人観光客が多いためか、洋食、日本料理、中華料理、韓国料理の店もたくさんあり、食に関しては不自由することは無いと思いました。

北タイは、乾季はほとんど雨が降らず、朝夕は涼しくなるので、過ごしやすい地域という印象です。
観光客が多い都市部は、インフラや食事の面も割と充実しているので、長期滞在するには良い場所という印象でした。

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