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FIRE後の海外旅行⑫ インド編4 コルカタ国立博物館

滞在2日目は、サダルストリートのすぐ近くにあるコルカタ国立博物館へ。

コルカタ国立博物館 入場口

海外ではよくあることですが、外国人は割増料金になっています。
インド人は入場料が75ルピーですが、外国人は500ルピー+カメラ・スマホ持ち込み料60ルピー(計約1,000円)でした。

コルカタ国立博物館 入場料

インド最古の博物館ということで、建物にも展示物にも歴史が感じられます。
敷地は広く、メインの建物が広い中庭を囲むようにしてそびえ立っていました。

コルカタ国立博物館 ロビー
コルカタ国立博物館 中庭

仏教やヒンドゥー教の展示もかなり広いスペースが取られていましたが、展示物はそれほど目を引く物が無い印象。
やはり英国統治時代に目ぼしい宝物は全てイギリスに持ち去られてしまった影響でしょうか。

ビクトリア女王像

仏教の聖地が近いため、仏教系の遺物の展示は古いものが残っているようでした。
インドの仏像は、日本や朝鮮、東南アジアと比べて掘りが深く、インド人ぽい感じがします。

釈迦像
釈迦像

ヒンドゥー教などの、仏教以外の展示物はデリーの国立博物館の方が充実しているのではないかと思います。

ヒンドゥー教寺院の石像
シヴァ像

宗教関係や考古学関係以外にも、自然科学系や産業関係の展示も広いスペースが取られていました。

鉱物の標本の展示

インドで産出する鉱物の展示など、興味深いものが多かったですが、展示物はかなり老朽化している印象でした。

考古学の展示
猿人の化石の展示
植物油や香料の展示

また、動物標本など、日本ではあまり見られない展示物もあり、なかなか面白かったです。

マンモスなど古生物の展示
類人猿の化石標本
ヘビとは虫類の標本

広くて色々な種類の展示物があるので、たっぷり時間をかけて見物するのが良いと思います。

他にも美術品や、伝統工芸品の展示も充実していました。
年代的には、比較的新しいものが多かったような印象です。

陶磁器の展示
象牙細工
象牙細工
絵画の展示

古代遺跡や宗教、自然科学、美術品と、展示品が多岐にわたっていて、全て見るには1日では足りないくらいでした。
急ぎ足で見る場合も、少なくとも2時間か3時間くらいは時間を取っておいた方が良いと思います。

国立博物館の後は、地下鉄に乗り、郊外の寺院の見学へ行きました。

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