天体の光に生が浮かぶ
22時すぎ。暗い道を走っている。
釧路から家までは約1時間。
鹿がキツネがいつ出てくるかもわからないから細く長い集中力を保ちながら。
こんなシチュエーションでEnyaの歌声を聞いていたら、どこかに飛んでしまうだろうという予感がして、かけてしまった。
月がもやの中で黄色く怪しげに浮かんでいた。
新海誠の「すずめの戸締まり」という映画を観た。
奇しくも、今朝、朝ご飯を作りながら来月に三陸のトレイルを歩こう、と決めたばかりだった。
大学3年の夏。自転車に乗って東京から北海道まで旅