おにぎりと癒しの宿 #こぞら荘
ぐねぐねと山道を登っていくと、ふいに現れる小さな家たち。
こぞら荘です。
「山の上の雑貨店」でチェックイン。
清涼飲料水のようなスタッフの方と軽く会話を交わしたあと、すぐに「森の宿」に案内されました。
森の宿は、風のへや・月のへや・木漏れ日、の3部屋からなるひっそりとした小さな宿。今回は月のへやに泊まりました。
玄関に入ると、さっそく素敵な室内履きがお出迎え。
お部屋は決して広くはありませんが、2人で泊まるには十分。温かな照明、ふわりとしたカーテン、落ち着いた風合いの家具たち。
心が穏やかになるような、そんなお部屋です。
友人と興奮していると、ドアをノックする音が。
”おへや菓子をお持ちしました”
キャラメルのパウンドケーキとびわ茶。
「こぞらのおやつ」で作られたこのパウンドケーキは、非売品だそう。ほろ苦いキャラメルの風味をしっかり味わえる絶品のパウンドケーキでした。
夕食はつかないのですが、おすすめのご飯やさんをまとめてくれたものがお部屋にあったので、そこに記載してあったパスタ屋さんに行きました。
帰ってきて玄関に入ると、思わず、「ただいま〜」。
お家みたいだ。
写真: こぞら荘
アメニティは、淡路島出身の美容師さんがこだわって作ったオーガニックのものだそうで、シャンプーはかすかに紅茶の優しい香りがしました。
そしてタオルはなんと、今治タオル。
もうこの時点で、こだわり抜かれた森の宿に脱帽です。
リネンの寝巻きに身を包んで、いざ就寝。
寝具がまた最高でして。
さらっとした肌触りのシーツと、ふわふわの掛け布団に包まれて、
一瞬で眠りにつけました。
ーーーーー 朝。
生成りのリネンを通して入ってくる、やわらかい朝の光で目が覚めました。
セミの声がする夏の朝。
コップ一杯の水を飲んで、ひたすらベッドの上でだらだら。
8時半に、朝ごはんが届きました。
クライマックスは、朝ごはんが最高だったっていうこと。
バスケットに、2人分のお弁当とお味噌汁が入っていました。
力加減、塩加減、お米の柔らかさ
全てにおいて完璧なおにぎり。
私はおにぎりが大好きで、よく作ったり買ったりするけれど、
私のおにぎり史上一番のおにぎりでした。
チェックアウトを済ませたあと、
「こぞらのおやつ」でマフィンを二つ買いました。
ほうじ茶とチョコのマフィンと、クランベリーとクリームチーズのマフィン。
これがまたおいしい、、
写真:こぞら荘
こぞらのおやつはとても人気らしく、開店1時間で全て完売してしまうほど。
宿泊者は開店15分前からお店に入れてもらえるので、自由に選ぶことができました。ありがたい〜
穏やかな時間が流れる森の宿
ため息が出るほどの心くばりに、心から癒されました。
こだわりが詰まったものは、宿でもお店でも商品でもなんでも、
その人のパッションが伝わるから、使う側の感情も動く。
私も自分のこだわりを大事にしていきたいと思いました。
こぞら荘の森の宿。
大切な人を連れて、また泊まりに来たいです。
【写真】
すべてこぞら荘/淡路島
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?