台南に引っ越して1週間経った話。
大好きな高雄を離れて、台南に引っ越してきた。どこに移り住んでもその街を好きになる特性があるようで、すでに台南を離れたくない気持ちがジワジワ湧いてきている。
環境を変えることで新しい視野を見つけてみたくて、気になっていた大学の華語中心(中国語センター)に入ってみることにした。
「你好,謝謝」しか知らずに台湾に降り立った半年前、まさか現地で大学に入学申請して寮を手配するなんて思いもしなかった。(とは言ってもまだ単語レベルなので沢山の好意や親切に甘えてばかり)
一週目はいろんな先生の授業を自由に受けれるのでとにかくいろんな授業に潜入調査しまくってきた。ついつい授業が楽しくて、気づけば5日間で受けた授業時間は28時間。
留学生活に関しては今度書くとして、とりあえずこの大学を選んで間違いなかったなと思っている。
新入生説明会でいきなり沢山の友達ができ、みんなで一緒に教科書を買いに行った。書道の授業で仲良くなったインドネシア、韓国の友達とランチに行ったり、アメリカ人の友達に放課後中古チャリを無料で借りれる場所を教えてもらったり、クラスが一緒の韓国の友達とはお互いの半生を語り合うほど親しくなった。イギリスやベトナム、タイの友達とも沢山話したし、ワーホリ仲間の日本人と再会して美味しいかき氷を食べた。他にも交流会終わりに宴会したり、台湾人の友達のバイクに乗せてもらってドライブしたり、以前お店で相席になった台湾人のおばちゃんが勤めている会社が主催する街歩きツアーにも参加した。
今振り返ればなかなか密度の濃い一週間を過ごしたと思う。
自分自身で自慢できることはこれっぽちもないんだけども、どこの場所にいても幸い周りの人に恵まれる才能だけは間違いなくあると思っている。
あくまで自分のペースで、もっと足を動かして頭の中の地図を開拓して、沢山の人と出会って対話して心の距離を近づけれたらいいな、と思う。