バックパッカーズ・レシピ2
世界一周25日目(7/23)
ダランザドガドからUB(ウランバトール)に戻ってきた。
泊まっているのは前回も泊まったホステルだ。
今回は同じ宿の住人とも仲良くすることができた。
穴の空いたサバイバルシートをガムテープで修理してたら、入れ替わりに去って行ったドイツ人の女性からエマージェンシーシート(サバイバルシート)を頂いた。
イスラエルの旅人とジャムセッションをすることもあった。
(僕の歌に合わせてくれただけだけど…)
新しく宿にやって来たのは日本のカルチャー大好きな台湾人のウー。
日本人の僕が驚くくらいの親日家だったこともあり、持っていた甚平をプレゼント。よろこんでくれてなにより♪
外に出れば美人のおねえさんを追いかけたり、
駅に近い市場で買い物をしたり。
普通に考えてみれば、ただ生活をしているに過ぎない。
だけどそれが海外でする生活だと、些細なことが特別に思えてくるから不思議だ。
長いこと日本で感じていた閉塞感をここでは感じない。誰からも「何者」かになることを求められることもない。
50歳を過ぎて旅に出た元教師のドイツ人や兵役が終わってふらりと旅に出たイスラエル人。旅人の話に耳を傾けると自分の思いもよらない生き方が見えてくる。
そうだ。僕に必要なのは「生き方のサンプル」だ。
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今日は僕のバックパッカーズ・レシピの第2弾をお届けしようと思います。
と言ってもですね、自炊なんて全くやったことないんです。僕。
実家暮らしで母親の作る栄養満点のご飯をいただいて生きてきたわけですね。
ですが、世界一周という旅に出てお金も節約しなくちゃならない中、ようやく自分でご飯を作る必要性に迫られたわけです。
「一人暮らし、自炊なんてやってたことのない僕が自分でご飯を作ってみる」
もし、他に似た様な旅人さんがいたら
参考にでもしていただけたら幸いです。
今回作ったのは
「トマトとジャガイモのスープ」。
市場で買ってきた材料はトマト(4個)/ジャガイモ(1個)/ニンジン(1本)/タマネギ(一個)。
量り売りで180円くらいだったかな。デザートにプラムも2コ買いました。
キッチンですが、世界一周1カ国目のロシアでもそうでしたがどこのゲストハウスにも共有キッチンがあります。
包丁をお借りしてジャガイモ、ニンジンの皮を向き、他の材料もざく切りにします。ゲストハウスのお鍋をお借りして水を張り、コトコト煮込みます。
味見をしながら少量ずつお塩を加えて(これもゲストハウスのものですね調味料は共有のところがほとんどだと思います。たまに、コーヒーを自由に飲んでいいところや浄化水が飲み放題というところもありました)
ジャガイモがスプーンで崩せるくらいになったらできあがり。
いただきま〜す♪
昔はトマトが苦手だったけど、トマトって調理するだけでぐっと美味しくなるよね。
トマトソースやトマトケチャップ、トマトとチーズの相性の良さ。
ロシアでボルシチを見てこれなら簡単にできそうだなって思って自分でもやってみました。
スープだけだとお腹にたまらないので炭水化物にジャガイモをチョイス。お好みで材料を変えてもいいでしょう。
ロシアではスープのお供に安く手に入るパンも一緒に食べてましたね。モンゴルでも似た様なパンが手に入るから買ってくればよかったな。
最後に2、30円で売ってるインスタントコーヒーでしめくくれば完璧。
どう?簡単でしょ?
僕でもできたんだから。