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🌏パース / オーストラリア

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オーストラリア最期の旅に選んだパース。9日間のロードトリップで感じた事をぽつぽつと...
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2019年9月の記事一覧

【パース vol.7】そこには宇宙が広がっていた

パースに到着してから5日目。 私は北へ北へと車を走らせていた。 海沿いの道を選んだので青い空とインド洋の青い海がドライブのいい友達になってくれている。 天気もよく最高のドライブ日和だ。 CAUTION WILDLIFE IN THIS AREA!! 野生動物に気を付けて!のサインとともにカンガルー、エミュ、ハリネズミのマーク。 カンガルーやエミュはぶつかろうものならこちらも無傷(どころかむしろ死ぬかも!)ではいられない。 私がオーストラリアで郊外で運転する上で一番心配な

【パース vol.6】サーフィン未経験者、27億年前の波に乗る

パースを拠点にする旅も今日で最後。 そして今日が一番のロングドライブだ。 片道約340km、往復8時間をかけてウェーブロックに行く。 Wave Rock 西オーストラリア州最大の都市パース東方約350kmの内陸部にある波状の岩。高さ15m、長さ100mもの波が瞬間に凍結したような造形は、長期間にわたって一定方向から風雨が吹きつけ、1枚岩が湾曲したものである。今の形になったのは、27億年前と推定されている。岩肌に入った無数のラインは、自然にできあがったとは思えない美しさとい

【パース vol.2】私が恋に落ちた日

オーストラリアは青い。 海も空も驚くほど青い。 青、蒼、碧。 いろんなアオがあった。 初めてオーストラリアを訪れた時はその色と多さに驚いた。 でもパースは青いだけじゃなくて、同じくらい緑だった。 空の青と草木の緑と、そこに少しの雲の白。 作られたものではない、ナチュラルな色は美しい。 そう感じたのはキングスパークのメモリアルに着いた瞬間、そして恋に落ちた瞬間だった。 この日私はのんびり歩こうと決めていた。 旅先の移動にタクシーや電車を使うのもありだけど、私はひたすら知らない

【パース vol.1】私はパースへ行く事を決めた。

オーストラリア2年間の最後の旅に選んだ都市はパースだった。 シドニー、メルボルン、ケアンズ、ゴールドコースト、ウルル。 オーストリアのメジャー都市は訪問済み。 あと残ってるのは…アデレード、タスマニア、ダーウィン。 それとも国を超えてバヌアツに行っちゃう?どうしようかな。 迷いに迷って、スカイスキャナーと1週間にらめっこし続けて、そして私は決めた。 私のオーストラリア最期の街はパースだ。 📍パース パースは西オーストラリア州の州都で、スワン川が南西部の海岸と合流する地点にあ

【パース vol.3】 海列車が連れて行ってくれた場所

「千と千尋の神隠し観た?あれの海列車のモデルになったって言われてる場所がパースの近くにあるよ!」 海列車?どういうこと? あんまりピンと来ないけれど、あの有名なシーンの列車があるらしい。 海の上をしゃーっと滑るように走るあの列車。 ワンピースでも出てくる大海原を堂々と走るあの列車(個人的には海列車と言えば千と千尋よりワンピース!)。 それって逆に行かない理由なんてなくない?と、その場でGoogle先生に質問をした事は言うまでもない。 先生によると、海列車があるのはパースか

【パース vol.4】少しだけ足を延ばしてオリーブに会いに行こう

突然だけど私はオリーブが好きだ。 前菜の盛り合わせにオリーブが入っているとテンションも上がるし、お通しがオリーブだったりしたら飛んで喜ぶ。 オリーブとオリーブオイルだけでサラダはいくらでも食べられるし、お米のストックを切らしてもオリーブのストックを切らした事はない。 そしてオーストラリアはオリーブが日本に比べて激安だったりする。 ColesやWoolworthsのプライベートブランドだと1瓶AU$2もしない。 私にとってオリーブ天国だったオーストラリアな訳だけど東海岸にオリー

【パース vol.5】パースで有名なチョコレート工場、The Margaret River Chocolate Co. へ!

想定外のランチお預けを食らってしまったオリーブファーム。 もうこの日、朝に軽くマフィンを口にしただけでお腹ペコペコだった私は近くにパースでは有名なチョコレートファクトリーがある事を思い出した。 シティに一際大きくお洒落な店を構えていて、口コミでもパース土産の代名詞になっているチョコレートカンパニー。 時刻は午後4時前。 クローズまでに間に合う事を確認して車を走らせた。 Olio Belloから走る事約10分。 森の中に溶け込んだ建物が看板とともに現れた。 閉店の1時間前にギ