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時刻表に翻弄されつつ日豊本線の旅【旅名人?九州一周鉄道旅 2日目-1】
「旅名人の九州満喫きっぷ」の旅
初日は、熊本城を堪能してから、普通列車で夕暮れ時の東シナ海を眺めつつ鹿児島までの移動を楽しんできました。
その様子はこちら
熊本城
肥薩おれんじ鉄道
2日目の日の移動は、さしあたり、延岡(宮崎)まで、普通列車の旅ならではの、難しい区間の旅です。
9:00 鹿児島中央駅発
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鉄道旅行愛好者にしては、遅い時間の出発となりました。
行き先は、差し当たり宮崎駅。
可能であれば、鹿児島にもう少し滞在したいのですが、この日の目的地が、高千穂(宮崎)。
2024年現在であれば、わざわざ鹿児島から大回りしなくとも、熊本からバスが出ているので、熊本泊…という選択肢もあります。
しかし、2023年時点では、高千穂行きのバス便があるのが博多(福岡)・延岡(宮崎)・宮崎の三択。
翌日の旅程も考えると、延岡で宿を取って、延岡市内から往復する…という選択肢が、一番マシだという判断でした。
しかも、もし可能なら、鹿児島をもう少し早く出たかったのですが、宮崎まで乗継可能な前の便となると、朝5時半発となるので、流石にパスと相成ったのです。
もちろん、特急を使えばその限りではありませんが、「旅名人の九州満喫きっぷ」を使う旅である以上、できる限り使いたくない手段ではあります。
このように、地方に行くと、早朝発や途中駅で何時間待ちなんてことも、まあまああり得るだけに、悩ましいのです。
この日の乗継の回数は少ないのですが、神経を使う1日になりそうです。
錦江湾を眺め日豊本線を行く
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鹿児島駅を抜けて、しばらく行くと、海が見えてきます。
ここは錦江湾。
桜島の姿が見えます。
あいにくの天気なのもあり、山頂に雲がかぶっています。
日豊本線から錦江湾が見え始めるあたりに、有名な観光地・仙巌園(せんがんえん)があります。
2025年3月に新駅ができるとのことで、仙巌園目当てに、もう一度来たい場所でもあります。
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竜ヶ水駅
周囲に人家も少なく、普通列車も一部通過する駅です。
この辺りは、錦江湾沿いに国道10号と並走して、確かに景色はいいのですが、大雨などで、よく止まる区間だと聞きます。
何せ鹿児島は、火山灰台地なのもあり、土壌は割と脆いです。
大雨が降ると、土砂崩れが起こりやすいのです。
実際、竜ヶ水駅では、土石流により被害を受けている場所だったりします。
山中を抜け 宮崎県内へ
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薩摩半島を北上するにつれ、雨脚が強くなってきました。
国分を過ぎて、しばらくすると、列車は山中へと入っていきます。
鹿児島中央では混み合ってた車内も、山中に入っていく頃には、かなり空いてきました。
その頃には、眠気に襲われ、車内で居眠りしていました。
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目が覚めたら、都城(みやこのじょう)
宮崎県へと入っていました。
ここから、宮崎駅まででも1時間。
山中を進むことになります。
11:40 宮崎駅20分乗換
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鹿児島中央から、2時間半ほどかけて、宮崎駅に到着です。
当初の予定でも、乗り換え待ちは20分弱。
しかも、到着予定が2分遅れ。
覚悟はしていましたが、宮崎駅で落ち着いて食事を取るのは、無理でした。
トイレと、コンビニで軽食の調達だけ済まして、やってきた延岡行きの列車に乗り込みます。
宮崎からあと1時間半 普通列車の旅です。
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…とは言っても、ご覧の曇天。
少し遠くに海が見える区間はあるものの、薄暗い平原の中をひたすら進むのみでした。
車内は意外に人は多く、宮崎で座席はほぼ埋まっていましたが、延岡まで入れ替わり立ち替わり、人が乗り降りしていました。
13:32 延岡着 高千穂へのバス旅行へ
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鹿児島中央から4時間半かけて、延岡に到着です。
宮崎県北部にある都市で、ここから北の幾重にも重なる山の向こうが大分県です。
青春18きっぷの旅をする人たちには有名な、延岡〜佐伯(大分)間の「宗太郎越え」になります。
特急は大分方面に何本も抜けていきますが、普通列車で佐伯に抜けられるのは、早朝に1本、夜間に1本の計2本。
せっかくなら、この区間も景色を見たいため、この日は延岡での宿泊としました。
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その代わり、延岡から片道1時間のちょっとした(?)バス旅行です。
この旅の目的地の1つ、高千穂へと向かいます。
続く
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