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伊佐知美さんと平岡慎也さんに学ぶ、自分だけの世界一周のテーマの決め方【世界一周ゼミ15期 DAY3レポート】

こんにちは!TABIPPOイベントライターのpatoです!

2021年4月22日(木)にオンライン開催された「世界一周ゼミ15期」のDAY3の内容をレポートしていきたいと思います。

01.チェックイン

オンラインにて開催されている世界一周ゼミ15 期は、コメントによるチェックインからスタート!

本日のチェックインのテーマは「最近のちょっとした失敗は?

ある人は、最近行った出雲旅にて
・携帯 @高速バスに乗る前
・上着 @ホテル
・リップ @出雲で最初に入ったお店
・イヤリング @出雲で2軒目のお店
とバラバラで忘れ物をしてきて、旅行中行った先から次々と忘れ物の電話がかかって来て、取りに帰ったそうです(笑)

今のまま世界一周に行ったら、帰ってくる頃には手ぶらになっていそうなので、今回の経験を糧に、世界一周のときには忘れ物をせずに旅ができると良いですね!

02.講義のテーマ+ゲスト紹介

世界一周ゼミ15期 DAY3のテーマは『旅のテーマを考えよう』でした!

今回、世界一周と自分のテーマについて話してくださった2名のゲストをご紹介します。

1人目は伊佐知美さん。

・編集長を経て、現在フリーランスの編集者。
・学生時代に日本一周。20代後半、30代で世界を二周。旅が好き過ぎて3〜  4年間家無し放浪生活。カナダ、マルタ、フィリピン、スコットランド語学留学、世田谷でのシェアハウス運営を経て、現在は沖縄へ。
・オンラインコミュニティ「旅と写真と文章と」「#EnglishChallenge」主宰。
・世界中のテキスタイル収集と花、noteを書くのが好き。

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2人目は平岡慎也さん。

・学生時代にTABIPPOの世界一周コンテストにて「世界中の学校で先生になる旅」をテーマに準優勝。
・これまでの旅歴は世界三周、5大陸42ヵ国。
・現在は海外で教育実習ができる留学「Global Teacher Program」を運営。
・セブ島、フィンランド、ハワイの3拠点で展開中

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2人合わせたら世界五周という経歴!そんなお二人に、世界一周をテーマにお話をお聞きしました。

03.「特に何もせずいたら20代半ばになりました」

まずは、伊佐さんのゲストトーク。

昔から、
・長い旅がしたい。
・世界をこの目で、若い感性のうちに見たい
・書く事を仕事にしたい
・場所を問わずに働きたい
と思っていた伊佐さん。

しかし、現実は......

長い旅をしてみたいです。
けど、特に何もせずにいたら
20代半ばになりました。
(東京・20代・独身)

という状況だったそうです。

そんな伊佐さんが世界一周に出たのは29歳の時。正直いうと、旅のテーマは決まってなかったそうです。

世界一周前に本屋さんへ行き、世界一周した人のテーマなどを見て、「自分も何かテーマがあった方がいいんじゃないか」「自分も作りたい」という気持ちになったものの、何をしたら良いのかわからなかったという伊佐さん。

ただ一つわかっていた事は、【持続可能性のある旅をしたい】。これだけは決めていたそうです。

持続可能性のある旅とは、「貯金を使い果たして終わりの旅ではなく、旅が好き過ぎて、一生旅を続けて行きたいと思っていたので、その旅を続けていく方法を知りたかったし、作りたかった」とのこと。

なので、強いて後付けで世界一周のテーマを考えると、【ベストシーズン、行きたいところ全部】。「旅×仕事=世界一周がテーマだったんだと今なら思う」と伊佐さん。

「世界中のスイーツを食べる」「日本から海外へ移住した人の取材」など、いろいろなことをやりながら世界一周をしていたそうですが、途中でしんどくなり、バズりたいという下心でやっていることは続かないと気づいたそうです。

いろいろなことをやっていって、結果、残ったものがテーマになった、というわけですね。

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04.旅のテーマ×仕事の話

今はフリーランスの編集者、フォトグラファーと名乗ることが多いという伊佐さんですが、「フリーランスになることが怖い」という気持ちからまずは一般企業に就職をしたそうです。

そして、仕事をしながら旅をするために、ライターを目指すことに。出版社へ転職するも、元職が営業だったため、全然編集部の配属にならなかったそうで、1記事¥500の兼業ライターからキャリアをスタートさせました。

そして、仕事を重ねるうちに、編集者さんやフォトグラファーさんとの出会い、「灯台もと暮らし」というライフスタイルメディアの第一号社員となり、フリーランス にならずとも、会社員のまま世界一周に行きました。

世界一周に行くためには、仕事をどうしようか、仕事を辞めなければならないと悩む人がいると思うが、今の時代、会社員のままでも世界一周は出来る

自身の経験も交えながら、説得力のあるお話をされた伊佐さんですが、「仕事をせず旅だけしている方が絶対的に楽しいので、旅しながら働くのが必ずしも善だとは言えない」とも仰っていました(笑)

05.伊佐さんの旅のルール

伊佐さんはどんなルールで旅をしていたのでしょう。思いつくのは次の8つのルールだそうです。

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伊佐さんの素敵な写真と共に世界一周を振り返っていると、ゼミの参加者からは「海外に行きたくなる!」「そこ行きたかった!」など、たくさんのコメントで盛り上がっていました。

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06.伊佐さんからのメッセージ

最後に伊佐さんからはこんなメッセージをいただきました。

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07.あなたが旅で大切にしたい事は?

つづいては、平岡さんのゲストトーク。

まずはじめに平岡さんから「あなたが旅で大切にしたいことは?」という問いが参加者へ投げかけられました。

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コメントには、
・世界中に友達を作ること
・感動を味わうこと
・未知のものに出会う
・新しい夢を見つけるため
など、世界一周に行きたい参加者の気持ちが溢れるように沢山のコメントが書き込まれました。

08.世界中の学校で先生になる旅

旅のテーマはあった方がいいのかどうかという問いに、平岡さんは「あってもなくてもいいと思うけれど、僕自身はテーマがあって良かった」と言います。

平岡さんが世界一周に行くきっかけは、フィンランド教育を学びたかったこと。教員になりたくてフィンランド教育にたまたま出会い本を読み漁った9年前の平岡さん。自分の知識は「...らしい」という事に気付き、「...だった」と自分の言葉で話せるようになりたいと決意します。

そんな時に出会ったのが、TABIPPOが主宰する世界一周コンテストでした。

最初は「フィンランドで教育を学びたい。以上。」くらいのテーマ感でしたが、自分の気持ちをプレゼンするうちに、少しずつ自分のやりたい事が明確に見え始め、最終的に「世界中の学校で先生になる旅」というテーマにたどり着きました。

09.旅のテーマを考える2つのワーク

つづいては、旅のテーマを考えるワークです。

1つ目は「絞り出しゲーム」。自分の思いつく旅のテーマをとにかくアウトプットします!

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参加者は以前にやりたいことリストを作っていたので、そちらを参考にしながら書き出した人もいたようです。

参加者からは、 
・映画の聖地巡り
・流行りのゲームを若者と一緒にやる旅
・人口密度高い街巡り
・英語と日本語以外の語学を学ぶ
・ただいまっていう場所を世界中に作る旅
・理想の居住環境探し

など、沢山のコメントが書き込まれました。

ワーク2つ目は「削り取りゲーム」。今回は先ほど書いた数あるテーマの中から、1~2に絞る時間です。

自分の中で以下のような点を考えると、絞り込みやすいと平岡さんからヒントをいただきました。
 
・楽しそうなものは?
・仕事や将来につながりそうなものは?
・絶対に実現可能だとしたらやりたいものは?
・自分が一番成長できそうなものは?

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参加者からは、
・温泉に浸かる世界一周
・宗教者と話す旅
・歴史的な重要施設をめぐる旅
・ 絶景×日本文化を伝える旅
・セルフ不思議発見
・地球と人と動物にやさしく、感性を磨く旅
など、興味深いキーワードが書き込まれました。

10.心の底からワクワクしているか

「旅のテーマに心の底からワクワクしているでしょうか」

ワークを終え、平岡さんはこう問いかけました。

平岡さんは世界一周コンテストに出る際に、「ゼルダの伝説×世界一周」で練り込んでモヤモヤが残ったと言います。

聞いたら興味を持ってくれる人はいると思うが、本当に自分がやりたいかどうか考えた時に、そんなにやりたくないという結論が出た。

その時に立ち返ったのが、大切にしたい価値観。自分の大切にしたい価値観に添えているかどうかがテーマを決める際には大切だ。

11.終わりに

世界一周ゼミ15期DAY3に参加して、伊佐さん、平岡さん共に、「下心ではなく、自分のやりたい事をテーマに」というメッセージを発信していました。

世界一周にせっかく行くのであれば、どういう見せ方をしたいかなどを考えてしまうこともあると思います。でも、それよりずっと大切なのは、自分がやりたいこと。やりたいことに沿ってテーマを決める大切さを知ることが出来ました。

お話を聞いたり、ワークをしながら世界一周への熱が溢れ出すコメントが沢山書き込まれる素敵なゼミでした。

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取材・文:pato
沖縄でワーケーション事業のベンチャー企業でマーケターとして勤務。
最近ハマっていることはホテル巡り。人と繋がる事、体験を創る事が好きでPOOLOのコミュニティマネージャーに。海外、国内共に旅する事が好きなので将来旅やホテル暮らしをしながら働ける様に様々なことにチャレンジ中。

Twitter:@pato_travel

編集:五月女菜穂
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