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「スーッ」と息を長く吸うと、その分だけ長く息が吐ける。
最近は、呼吸を意識している。いびきをかきやすい、ということもあるけど、ゆっくりと長く呼吸をすることで、自分のリズムが整う気がしている。
当たり前のことかも知れないけど、せわしなく流れる時間の中では、意識しないと、呼吸が短くなっていることがある。
呼吸が刻まれている感覚だ。あれもこれも、次々とやることがあると、落ち着いてゆっくりと”今”を味わうことができない。本来、呼吸は自分だけの感覚で、自分だけのもののはずなのに、外側の影響によって分断されてしまう。
吸うことと吐き出すことはセットであるべきで、吸い続けることはできないし、吐き続けることもできない。「吸って〜吐いて〜」と誰かがいつも横で教えてくれるわけじゃないし、あの子と同じペースが心地よいわけでもない。
休みたい時もあるし、長く吸いたい時もある。自分のペースで呼吸をする。簡単なようで難しい。
ゆっくりと吐き出すためには、ゆっくりと自分のペースで吸い込む必要があるし、ここぞ!という時には息を止めることも必要かも知れない。
でも、どの呼吸も”自分のもの”であるという意識は大切な気がしている。
息はさせられているわけじゃない、息をしているのは自分自身だ、と。