親密な他者
『入門インテグラル理論』鈴木規夫・久保隆司・甲田烈 共著 を読んで共感するところがたくさんありました。
意識は様々な階層からなっていて、それは個人の中にもあります。それぞれの段階には、もちろんそれぞれの限界はありますが、同時にそれぞれ独自の叡智も有しているのです。
誰もが正しい。しかし、部分的である。
自然の仕組みに対して関心が高いのはインディゴの意識を持っていると考えられ、それは私が選んだというよりも持って生まれたのだろうと思えます。
人間の発達を支援していく時に重要となるのは、単に高次の段階に向けて成長を推し進めていくことではなく、むしろ、すべての段階が健全に開発されることなのだという認識に基づいて、それぞれの段階において人が獲得すべき学びを得られるように条件を整えようとするのです。
「体」「心」「魂」「影」いずれもそれぞれの意味があります。
どの人もみんな大切です。
しかし全ての人が成長しようと思っているのではなく、それぞれの人生を歩んでいます。
だから社会の中では「親密な他者」との関係性が重要です。
ヒト・モノ・カネだけで健康な人、健康な組織を作れないと思います。
(投稿画像は名嘉睦稔氏の作品です)