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本質行動学2

・本質とは事柄の重要なポイントである
良い「本質」とは、了解性×有用性(この現実社会で活きるか) と考えられる。
行動の本質を捉えることで、その行動の意義が深まり、行動の意欲の向上となり得る。

・ドラッカーの言葉は行動の方向性を示すものである
認識規定性、行動規定性が高い

「顧客が知りたいことは、製品なりサービスなりが、どれだけのことをしてくれるかだけである。顧客にとっての関心は、自分にとっての価値、欲求、現実である。」
ドラッカー『マネジメント』

・「価値の原理」 全ての価値は、欲望、関心、目的に応じて立ち現われる
に照らすと、
・顧客が見出す全ての価値は、顧客自身にとっての現実、欲望、関心や目的に応じて立ち現れる。
顧客は、自身にとっての現実、欲望、関心や目的に応じて価値を見出し、行動する。

・事業の目的は、社員を含む顧客の関心に叶う価値を提供し、顧客を創造することである。
社員も顧客である。リーダーシップとはマーケティングである。

・以下の内容はセルフマネジメントの本質につながると考えられる
「組織社会において人は自らの組織を自らの目的、価値、欲求に役立たせるために体系的な情報を必要とする。彼らもまた、先祖が耕作について学んだように、組織について学ばなければならない。人生から何を得るかを問い、得られるものは自らが投じたものによることを知ったとき、人は人として成熟する。組織から何を得るかを問い、得られるものは自らが投じたものによることを知ったとき、人は人として自由になる。」
ドラッカー『断絶の時代』

・捉え方の違いが価値観を変える
二十世紀の進化生物学者の大半は、進化は個体間の競争が動かす、ゆっくりとしたたゆみない種分化の過程であると信じていた。ここから弱肉強食の世界観が生まれていた。
1980年代あたりから、生命の歴史は変わった。すべては最古の生物の一つ、古細菌が細菌と合体したときに始まり、この結合から複合生命体、初期の単細胞生物が複雑な生物へと進化するきっかけとなった微生物の雑種が誕生した。この生命体がヒトを含むあらゆる真核生物となった。微生物は病気を運ぶものではなく、共生関係が生物の健康と土壌の肥沃さを形作っていると考えられるようになった。

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