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モモ

ミヒャエル・エンデの『モモ』(1973年発行)を久しぶりに読みました。

時間泥棒に時間を盗まれ、訳も分からない効率というものに追われ、やりたいことができない忙しさの中にいる私たち。
「コンピューターが仕事に使われて楽になるはずなのに、ますます忙しくなっておかしい」と友だちが言ったけど、ほんとにそうだと思う。

時間泥棒の灰色の男たちは幻想なのです。
それに気づいた人たちは自分を取り戻して、それぞれのペースで生きていくことができるようになりました。

お金も必要な分だけあればいいのに、もっともっととなってしまう謎。
闇バイトって、強盗がバイトって、そんな社会ありえない。

でも、気づいている人たちが増えています。
自分の内と外を整えて、快適な心身の状態がわかったら、他の人や他の生き物にも思いやりを持てる。
哲学しましょう。ヨガしましょう。散歩しましょう。
左脳が機能しなくなって右脳だけになると、世界はほんとに美しくて感謝に満ちるそう。左脳優位もほどほどに。

大好きな映画監督、佐伯龍蔵さん、緑茶麻悠さんの映画「ロマンチック金銭感覚」のnoteをこちらにも。



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