森では何が行われているか
生物・無生物、全てのものの中に魂があるというアミニズムの考え方・感じ方は、少し前には古いものと言われてきた。日本では妖怪のように語り継がれた思いが、伝説とされてきた。
人間は考える葦である、という言葉のように、考えることは人間の特徴であるとされてきたが、昨今、情報ばかりを求めて自分で考えることを止めてしまった人が多いと言われている。
地球でのいのちは38億年続いていて、単細胞生物から多細胞生物となり多様化しているが、細菌のような単細胞生物は現在でもずっと続いていのちのネットワークを形成している。人の中で腸内細菌や皮膚の常在菌などが無かったら生きられないことが知られている。
森林浴という言葉は世界共通であるそうだが、森にはたくさんの生き物が存在していて、そこに入ると自然と生命力が取り戻される感覚を多くの人が体験していると思う。
実際に起こっていることの一部がこちらのTEDで語られている。
スザンヌ・シマード: 森で交わされる木々の会話 | TED Talk
考えなくなったと言われる人が、考えたいと思うきっかけは感じることだと思う。何らかの形で違和感を感じた時や何かに感動したとき。
感じるのは心身の繋がりが基になっている。
人はひとつのいのちだから、自分も森の一部であることを思い出してほしい。
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