ゆる
児童養護施設が集団養育から小規模養育に変わる時、マネジメントが上手くいかずに荒れてしまい、その後立て直した施設の記録を読みました。
立て直しの際、この3点を主とする養育方針がたてられました。
・失敗をリカバリーする力を育てる支援
・グループ活動を大切にした支援
・子どもとの関係性を重視した養育
この3点は普通の家庭でも同じく大切だと思います。
家族だからと支配や依存が生まれがち。そうして家庭が崩壊するなら養護施設に行く前に関係性を学んだ方が予防的でいい。
予定していた学び『人と自然のあいだをひらく非二元論的デザイン』に参加してさらに思考が深まりました。
人間は自然を支配するように他人を支配する。
他人を支配するように自然を支配する。
精神が植民地化している。
それは、自分の感覚を信じないで他のものと比較している状態。
以前のnoteから、こちらの本についてもリンクしておきます。
Aか非Aかという二元論のロゴスに対して
レンマは以下の様な状態です。
肯定:A=A
否定:Aではなく非A
両否:Aでもなく非Aでもない
両肯:Aでもあり非Aでもある
ひとつの物差しで比べることができない。
多様というのは比べないこと。
ゆるすこと。
問題を抱えているのはゆるしてない状態。
相手のこと、周りのこと、自分自身のことを。
「ゆる」の気持ちになれば、
そのままで既に豊かであることに気づくと思う。
問題がない状態がいいのではなくて、
失敗をリカバリーする力を持てるのがいい。
「ゆる」でいきたい。
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