ホンネとタテマエ
運営している対話会の今回のテーマが「ホンネとタテマエ」でした。
答えを出すのが目的ではなくて思いを自由に話す対話会です。
「ホンネとタテマエ」は、ざっくり言うと「自分の欲求と社会的役割」とも言えます。
多く出たのが、ホンネを伝えるためにタテマエ的なものを加味しつつ伝えています、という言葉。
この方法は健康的な感じです。
戦時中に上官が部下を殴ってばかりいるような時、それがホンネなのかタテマエなのか考えてみました。その時期には「戦争に協力したくない」というホンネが有ったとしても「勝つまで戦う」というタテマエに押しつぶされていて、自分の中で区別がつかなくなっていたと思います。
ホンネ(自分の欲求)がわからなくなってしまっているとタテマエ(社会的役割)の鎧を自分だと勘違いして間違った事でも平気で出来てしまう。その結果、組織がモンスター化して個人を潰すようなことが起こるのでしょう。
一方、無限に搾取したいといったようなホンネを持っている場合はどうなのでしょう。
その場合には、次第につまらない社会的役割しか来なくなって気づいていくのでしょうか。
ホンネを磨いていくのが教育なのかもしれないと思いました。
自分の周りに素敵なホンネの人が多かったら大丈夫なのでしょうね。
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