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Time is life

社会は進むべき道(論語)と、目の前で何とかしなくてはいけないこと(算盤)で成り立っています。
例えば薬剤師としての日々の仕事は算盤で、健康の本質を考え実践するのが論語に当たります。

論語は大きな算盤。
大きな算盤は一人でははじけない。組織や社会が必要とされる。
学徒とは問いを持っている人で、文明を支えている。

ドラッカーの言うナレッジワーカーとマニュアルワーカー。
ナレッジワーカーの働き方とは問いを立てて働く人。
その仕事の目的は何かを考える。
コンセプトメーカーであり、コンセプトチェンジャーである。
マニュアルワーカーの働き方はその仕事の手順・指示は何かを考える。

トップダウン型組織では多くのマニュアルワーカーが組織を実際に動かしている。
効率とスピードが求められるようになる。
結果を数字で表されるものに置き換えた結果、目的がお金になった現状がある。
資本主義はスピードが大切。Time is money.

スピードは、事業の有効性とは関係が無い。
あるべき姿は調和であるはず。

有効な方法は目的と状況によって定まる。
理念の形骸化が目的の形骸化を招く。
目的が間違っていたら、行くべき方向も方法も間違ったものになる。
何を優先順位に置くか。
経済的豊かさと幸福感。
人の健康、地球の健康が損なわれているのは何が間違っていますか。

犠牲に基づくマネジメントとは
・~すればするほどよい
・手段の目的化
・理念の形骸化

犠牲の本質観取はライフの毀損があること。
人は地球のライフを毀損している。

人と社会が自由で創造的でありうるように人と社会を育てる。
・自らの組織に特有のミッション(使命)を果たす
・仕事を通じて人を育てる
・社会の問題に貢献する

自分を使って何を成し遂げるか。
自由で機能する社会とは何か。
自由とは責任を伴う選択である。
機能する社会とは一人ひとりの人間に社会的な位置と役割があること。

人間の本質についての理念が社会の目的を定める。
商業社会「経済人」だった。
中世ヨーロッパ「宗教人」だった。

人間の本質についての理念は、人々の思い込みで作られているとも考えられます。

ドラッカーの著書『「経済人」の終わり』(1939)
いまだに「商業社会」の目的を掲げて進む社会。
組織という道具を使う。
組織に使われるのではない。
自己実現と自己の成長のための道具。

私的な強みは公益になる。
「やりたいこと」「できること」「やるべきこと」
「やりたいこと」はお金をもらわなくてもやってしまうことだとすると脱経済人の可能性が生まれます

自分の中にある絶対的な価値である関心。
対話の時間は面白いです。
ある人は自分の経験から語り、ある人は自分の言葉の定義から語ります。
このような対話の時間から人間の本質についての理念が育つと思います。

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