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トシャ・マギーさんに会えた日
トシャ・マギーさんはアフリカ、ブルンジ生まれ。現在は日本のNPO法人テラ・ルネッサンスのメンバーとして、ウガンダを拠点に元少年兵の社会復帰支援プロジェクトを中心とした活動されています。
以前you tubeでトシャさんがテラ・ルネッサンスで働くようになった経緯を観ました。
テラ・ルネッサンスの鬼丸さんの話しで、2011年の東北の震災の際、テラ・ルネッサンスとして国内を支援するか悩んでいた時にトシャさんがウガンダで募金を集めて鬼丸さんに電話で国内の支援をするように勧めてくれたことから大槌刺し子プロジェクトに繋がったとお聞きしました。
今回、直接お話しをお聴きできました。お金が無い中、お父さんが「後でお金を払うから」と学校に頼んでトシャさんが登校できたこと。学校でのことをお父さんに話そうと大喜びで帰ったら、民族紛争で虐殺され家ごと焼かれていたこと。
それから難民キャンプを転々としストリートチルドレンから苦労して仕事を見つけテラ・ルネッサンスのインターンから職員になったこと。
元少女兵のひとりについて話してくださいました。その少女兵は兵士として働いている時に既に子どもが二人いました。社会復帰プロジェクトで手に職を付けて結婚し、子どもを3人授かって暮らしていて、心から幸せを感じられなかった。そしてトシャさんと同じように子どもたちの支援を行って幸せを感じているそうです。
All need each other
1時間以上のスピーチの後の会場から質問がありました。「そもそも少年兵、少女兵を作らない予防策は無いでしょうか。」
このことの根本にはアフリカで採れるレアメタルの争奪戦があり、レアメタルは、携帯電話などの機器に使われています。次々と新機種を出してほしいものでいっぱいの世界。
トシャさんは日本の侘び寂び、慎ましく、質素なものの中に、奥深さや豊かさなど「趣」を感じる心に共感されているそうです。
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