行動することの(地味だけど貴重な)利点
こんにちは、タビィです。
行動することの利点。
特に、あまり知られてない利点。
と言うより、あまり派手にスポットライトが当たらない利点。
そして、それがなぜ、毒性の強い環境に育った「わたしたち」にとって朗報なのかについて、お伝えしようと思います。
まずは、いつものように、結論を先に言ってしまいます。
それは・・・
次善策としての選択肢がたくさん見つかる♡
です。
行動することによって、目標に一歩近づくとか、具体的な行動計画に落とし込めるというのは、すでにひろーく知られている利点であり、行動する最大の理由です。頭の中で考えているだけなら、それは、妄想の域を出ないけど、行動してみれば、リアルなご縁を引き寄せることできますしね。
駒がどんどん進むと、結果もついてきて・・そんな派手な体験談ほど、表に出やすいのではないでしょうか?
動いてみて、”妄想”から踏み出て、リアルな結果を受け取るということは、もちろん、次に何をすべきかも明確になってきますが、それと同じくらい重要なのが、「他の選択肢」「次善策」を把握しておくことです。
さて、なぜ、「次善策が見えてくる・現実味を帯びてくる」という点を、「行動してみることのあまり知られていない利点」として、このブログでそんなに強調したいのかというと・・
サバイバルモードで成長期を過ごしたがために、心理的成長が止まったままになってるアダルトチルドレン(=隠れ子供)は、ヒーリングと成熟を積極的に意識的に促していないかぎり、大人になっても悔しさと淋しさにまみれています。
悔しさ&淋しさ
隠れ子供を意識下で支配する、最大のダークフォースと言っても過言ではありません。そして、この二つの感情が(まだ)抑圧されている場合、それを解消するために、「わたしたち」は、ゴール設定しがちです。
どうなるかというと、自分らしいことや、自分の本当に好きなことを叶えるよりも、月収◯万円など、社会的に見栄えのする目標、もしかすると必ずしも自分にとって重要ではない基準でシナリオを描きがちです。
だって、ゴール達成によって、「悔しい」や「淋しい」を解消したいんだから。達成したら人が認めてくれる対象じゃないといけません。
ということは、そのシナリオ通りにことが進まないと、失敗とみなし、そうなると、行き詰まった時に、そこから生まれる新たな可能性を探るという心の余裕はありません。
だって、そんなことしても、悔しさを解消するための「これまでの歳月、一気に逆転」な結末とか、淋しさを解消するのに必要な「仲間に囲まれて」とか、そういうビクトリーにはならないからです。
だから、次善策=敗れた夢の残骸でしかない・・・という、オール・オア・ナッシングな解釈になりがちです。
そして、失敗できないから、行動になかなか移せない。行動しないから、妄想の中の栄光だけさらに膨れ上がる・・・
しかし、そんなストーリーを現実に叶える手段なんか見つかんない!
もう、どっから手につけて言いかわかんない!
という悪循環です。
そこまで極端に神経症的に「成功」にこだわってなくても、次善策というと、ベストではないところに甘んじるというイメージを抱いてしまうかもしれませんが、そうではありません。
迂回路ーーーーこのように解釈したほうが、プレッシャーや屈辱感が消えて、楽に受け入れられるのではないでしょうか?
次善策とは、目下、自分にとって最高のシナリオではないかもしれないけど、後々になって「あれでよかった」という文脈にするだけのポテンシャルがいっぱい詰まったオプション、です。
例えば・・
起業したい人にとっては、不要な競争を避けて自分のカラーで売るための迂回路。
〇〇になりたい人にとっては、その〇〇よりも自分に向いているかもしれない、〇〇インタビュアー、〇〇解説者、〇〇コレクター、などなど、ど真ん中を外した自分だけのニッチにつながる迂回路。
何より、今まで「これを目指したい」と思っていたことが、自分にとってはそうではなかったことに気づくというのも、次を見つける大きな後押しになります。だって、「次」こそが、ベストの結果かもしれませんから!
そういえば、前に投稿した関連トピック「好きなことvs.やりたいこと」という投稿もありますので、まだの方は、読んだり観たりしてみてください。
ブログはこちらのリンクから、
動画はこちらのリンクから、どうぞ!
行動して、思い通りの結果が出て、「やったー」の連続よりも、好むと好まざるとにかかわらず、自分が期待したのとは違う結果が出た時に、「さあ、どうする」を探る機会がある方が、断然、面白いです。そして、やりたいことで大なり小なり挑戦を始めたら、その機会は必ず訪れます。頻繁に。
というか、ヒーリングが加速していけば、そう感じる心の余裕は必ず出てきますし、そもそも、目標を立てるのも、つまずくのも、自分らしさの一片になりますから、それをまた自分らしく先へ先へと活かしていくだけです。
というわけで、「ど真ん中じゃなくても、その周辺を当たって迂回路を見つけるor踏みならしてみる」というのは、行動した人にだけ与えられる、一見地味だけど、貴重な財産です。そして「わたしたち」にとって、決して軽んじてはならないプロセスです。
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