クルマ遍歴1
僕は小さい時からクルマが好きで、3歳くらいの時は、いつもお盆をクルマのハンドルに見立てて遊んでいたらしい。
中学生の時、漫画サーキットの狼にハマり、ますますクルマが好きになった。
大学生になってからアルバイトでお金を貯め、そのお金で大学2年生になってから免許を取得。
実家が自営業で、その時、昭和40年くらいに作られたであろうマツダのボンゴ(ワンボックスのバン)を、店が使わない時、自由に乗っても良いことにして貰った。
このボンゴ、当然オートマではない。4速のコラムシフト。もちろんエアコンも無ければオーディオも無い。あと、ダイナモという装置が壊れていて走っても電気をバッテリーに蓄電できないため、押しがけでしかエンジンがかからない。
押しがけとは、クルマを後ろから勢いよく押してもらい、ある程度のスピードになったらクラッチを繋いでエンジンをかける方法。
一人では勢いよく押せないので、二人以上の健康な男友達を呼ぶ必要がある。
数十年ぶりに大学時代の友人達と飲んだ時、皆から『あの時は酷い目に遭った』と言われて笑い合った。
そのボンゴも少ししたら、4気筒のうちの1気筒が壊れてまともに走れなくなり、それでも無理して走っていたが、車検に通らないため、僕が乗り始めて一年も乗らずして廃車になった。
店の仕事で時々、ワンボックスバンが必要だったので、すぐに新車のマツダボンゴを父が購入。
やはり店で使わない時は自由に乗っても良いとのこと。
色は紺色。5速フロアミッション、ディーゼルエンジン。エアコンは無い。
アルパインのカーステレオを買って取り付けた。
このボンゴ、大学生から社会人になってしばらく共にすることになります。
今日はここまで。