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【老舗をゆく】昭和46年創業の最強庶民派寿司店! 寿司もツマミも出前OKの「江戸寿司」

最近ちょっとお邪魔できていないのですが、めちゃくちゃ大好きな庶民派寿司屋「江戸寿司」の紹介をしたいと思います。

焼きサバ

「江戸寿司」を初めて訪れたのは、2011年3月11日に発生した東日本大震災の直後のことだったと思います。

地震直後の数週間、スーパーやコンビニから食材からなにから消え、日々料理するのも不便な日々が続いていて、フラストレーションが溜まっていた折、通りかかったこちらの寿司店の暖簾が揺れており、「おおっ」とついつい誘い込まれたのでした。

「まだ冷凍物しか入ってこないのですが、、、」とご主人に言われながらカウンター席に進み、ビールを呑み、焼きサバをつついたときは、なんだか生き返ったような心持ちを抱いたことを思い出します。

いつかの夏に食べたコワダ(マンボウの腸)焼き

その後、ちょくちょく足を運ぶようになり、準常連のような立ち位置になりましたが、小中高校が密集するこのあたりは、PTAや先生方、または町内会の人びとの宴会で、週末はなかなかに賑わう店だとわかりました。

気取らない握り
マグロは天然物にこだわるらしいです

高級店ではないので、本当に身丈にあった寿司が握られます。新鮮なタネは大ぶりに切られ、食べ応え十分。

熱燗をがんがん呑りながら、ぱくぱくと寿司を食べ進めましょう。カウンター席、小上がり、奥の座敷とありますから、TPOに合わせて利用できる便利な寿司店ででもあります。

出前もOKです

出前もしてくれるので、寿司に刺し盛りに天ぷらに、なんでも届けてくれます。友だちや両親が遊びにくるときとか、あとは夕御飯をつくるときには出前をとったもんです。個人的にはこちらのちらし寿司が大好きでした。雨の日も雪の日も、元気に配達してくれるんですよね。

昭和・平成の古き良き街の寿司店といった、本当に庶民密着型の良店です。

阿部魚店盛岡バスセンター店のブラックボード

昨年の7月のことでした。知り合いから、「バスセンターの阿部魚店で、『江戸寿司』の寿司を買えるみたいだよ」と教えてもらい、嬉しくなって仕事帰りに寄って、寿司を買い求めました。

もう「江戸寿司」感満載で嬉しくなります

家族三人分の握りに、よく家族で「江戸寿司」にお邪魔していたので、テンション上がりました(笑)

いやー、久々に「江戸寿司」のカウンターで握りをつまみたくなりました。近いうちにお邪魔してみます!

そうそう、こちらのかんぴょう巻きが美味しいのですが、あえて巻物にせず、中のかんぴょうだけもらい、一緒にかまぼこを切ってもらい、それに山葵を乗っけてツマミにして、熱燗をちびちび呑るのが最高なんですよね(笑)

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