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【夏休み特集】(3/3)復興・気仙沼へポケモンウィズユートレインに乗って、モウカの星をムスメと喰らう(プラス番外編) 2015年8月14日(金)
さて、宮城県気仙沼市編の番外編です。ムスメと旅行してから二年後の夏休み、再度気仙沼を訪れることになったのですが、このときは妻も休暇を取得できたので、家族三人で旅行することができました。
⚪︎そしてその二年後、気仙沼市を再訪して
二年後、再び気仙沼市を訪れました。そのときは、妻も休みがとれたので、家族三人での旅行でした。
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同じく夏休み期間中、そしてお盆近かったので、地域の祭りなどが行われていて、相変わらず街に活気が溢れていて、漁港にもカツオ一本釣りの船団がびっしりと張り付いていて壮観でした。
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前回同様「おさかな市場」にも足を運びましたが、すでに「復興屋台村気仙沼横丁」や「気仙沼復興商店街南町紫市場」や「シャークス」の仮設店舗もなくなっていて、復興が進んでいるのだということが実感できました。
当然街並みもがらりと変わり、同じ街を訪れたとは思えない変貌ぶりでした。
⚪︎気仙沼ニッティング、そして「宮登」
この旅の目的は「気仙沼ニッティング」でしたので、工房にお邪魔して仕事ぶりを拝見し、いくつかハンドメイドの製品を買い求めたのでした。
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この旅は二泊三日でしたが、初日にお邪魔した「宮登(みやのぼり)」という酒場が居心地・ホスピタリティ・料理とすべてにおいてあまりに良かったので、二日続けてお邪魔しました。
「宮登」は、当時お邪魔した店舗から、現在は移転されたようですが、いずれ、地元民の中でも知る人ぞ知る隠れ家的名店という位置付けのようでしたが、書いたようにホスピタリティが素晴らしいので、まったく敷居が高いとかはなく、肩肘張らずにくつろげる店だと思います。
⚪︎時は流れ、気仙沼大島大橋ができて
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当時はフェリーでしか大島へ渡れませんでしたが、今は、平成31年に気仙沼大島大橋ができたため、車でも渡れるようになったようです。
大橋の完成に伴い、気仙沼から大島までの定期航路は100年の歴史に終止符を打ったそうです。歴史を感じますね。
少しマニアックな話をすると、大橋がなかった時代には、大島自体はいわゆる「離島」だったわけですが、橋がかかった時点で「離島」ではなくなっています。
なお、「離島」の定義は、北海道、本州、四国、九州といった本土に附属する、橋などで物理的なつながりがない島をいうようで、日本には14,000あまりの離島があるとのことです。
話が横道にそれましたが、いずれ、3.11から大きく歴史が動き、そして歩みを続け、未来へと気仙沼も向かっているということを肌で実感した、二度にわたる気仙沼旅行でした。
次がいつになるかわかりませんが、そのときもきっと、移り変わり続ける気仙沼の姿を見ることができるのでしょう。
(おわり。)