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ピンクリボンデーにはじめたnoteから1年
10月1日はピンクリボンンデー。私にとっては、とても大切な思い出の日です。それは、自分が乳がんに罹って、その経験が誰かの役に少しでも立ってくれれば良いと思いnoteを始めた日だからです。
乳がんに気づいてから、検査・診断・入院・乳がんの手術・乳房再建の手術とこの1年は、あっという間に過ぎ去りました。
そして、闘病の経験を発信してくことはとても大変なことだと実感した1年でもあります。さらに、闘病記を毎日ほぼリアルタイムで発信している方々は、スゴイなと尊敬するばかりです。
私の乳がんの確定診断は、2023年の8月。でも、noteで乳がんについて発信しはじめたのは、それから2ヶ月後の10月です。自分の経験を文字に起こして発信するだけですが、これが思った以上に大変。
文字に起こすためには、辛かったことを思い出さないといけない。まして、リアルタイムで書いていくとなると、心の整理もついていない段階で書かなければならないからです。
それでも、私の乳がんという経験の備忘録として。そして、私が経験したことを一人でも多くの方に伝えたい。私の体験をどう感じるかは人それぞれで構わない。でも、もしもの時に、私の経験が少しでも役に立ってくれたり、心の支えとなってくれたらと思い気持ちを奮い立たせて毎回書いています。
今の現状は、乳頭乳輪の手術を待っている状態です。1年前、乳がんという告知を受け、今までの生き方に大きな変化が生じました。それでも、早期発見・早期治療によって完治でき、今はとても楽しく日々を暮らしています。
noteをはじめたことで、同じ病に悩み・苦しむ方との出会いがあり、たくさんの面で支えてもらえることができたことはとても大きいです。顔も声も知らない人たちが、私のために心配して気をかけてくる。そして、同じような悩みや苦しみに立ち向かいつつも、懸命に日々を送っていることを知る機会も得ることができました。
この記事を書いている今も、やはり、「乳がん」という病を思い出すので少し辛いです。でも、私もnoteで支えてもらったように、誰かを少しでも支えることができたらと思い記事を書いています。
今日からピンクリボン月間。
早期発見・早期治療がいかに大切か。それは、私が経験でよく知っています。もちろん、患者としてですが。だからこそ、健診や自己検診をしっかりやって欲しいです。
とはいえ、いくら慎重になっていても乳がんになってしまうこともあります。そんなとき、医師や看護師などの医療従事者や家族、友達などリアルな生活から少し離れたところにも、心の支えとなる場所があるということを思い出して欲しいです。もしかしたら、私のようにnoteの世界に支えが見つかるかもしれません。