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乳がんの手術に向けての検査
告知を受けてからは、治療に向けての検査が行われていきました。私の場合、非浸潤性の乳がんのため、ほぼ転移はないと主治医から伝えらていました。それでも、医師はみな、常にがんが浸潤している可能性を考えるとも話していました。
そのため、肺の造影CT検査を追加で受けることになりました。私は、未破裂脳動脈瘤も抱えていたので、転移の検査目的ではなく、メインは脳動脈瘤の確認ということで脳のMRIの検査も行いました。そして、手術等の治療のために全身状態を調べるという目的で、血液検査と心電図をとりました。
告知後の検査は、告知前の検査に比べると、嫌な緊張感や不安感はありませんでした。いよいよがん患者としての治療がはじまるんだという覚悟のようなものが芽生えたからかもしれません。