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バヌアツにきた理由

今バヌアツ共和国にきています。
今回、ここに訪問した目的のひとつは「和ビーガン料理人」であり、現在バヌアツの公邸料理人として従事されている本道佳子さんからお誘いを受けて会いにきたこと、そして、来年にバヌアツツアーを開催するための下見をしにきたことです。

バヌアツってどんな国か知ってますか?
実は僕はどこにあるのかも知りませんでした。

地図で言うと、南太平洋に浮かぶ83の島からなる共和国
みなさん、聞いたことがあるであろう、ニューカレドニアとフィジー島の間に存在します。

また「エロマンガ島(イロマンゴ島)」や「ミステリー島」というインパクト大な島の名前を聞いたことあるかもしれませんが、これもバヌアツの島のひとつです。

青い丸のところポート・ビラに今います

その本道佳子さん。
佳子さんはさまざまなメディアで取り上げられているインフルエンサーですが、佳子さんのことを知るにこちらの記事が参考になるかと。

<佳子さんとの出逢い>
こちらの記事に書いてあるように、僕は約10年ほど前に湯島食堂で初めてお会いしました。ここで初めて和ビーガン料理をいただいたのですが、佳子さんの創る野菜料理は当時肉食派だった僕がイメージしていたビーガン料理とは全く違い面を食らったのです。

敢えて“創る“と書きましたが、湯島食堂で出された料理はまさに創作料理で、佳子さんはメニューを考えるにあたり、野菜と対話していると宇宙からのインスピレーションが湧いてくると当時言っていました。なので、「この野菜とこの野菜のこんな組み合わせってあり!?」なんていう今まで食べたことのないような風味や食感だったり、野菜の本来の甘み旨みが引き出されていたりと、あまりのおいしさに感動したのを今でも覚えています。

そんな佳子さんは「NPO法人国境なき料理団」を立ち上げてます。
佳子さん曰く

食を通じて世界の文化の違いを知り、それを楽しむ。世界中の人が、一緒の食卓で食事を楽しむ。それができたら、国境なんてなくなってしまうのではないでしょうか?

弊社たびいくも「協働体験」と言う、お互いが協力しながら何かをする。例えば、相手の国の料理を一緒に作ったり食べたり、農作業したり、カードゲームしたりと、なんでもいいので何かを協力して楽しみながら行うことで、言葉や宗教、文化の壁を越える体験をコンテンツとして提供しているので、ここが佳子さんとの共通の想いでもあるのです。

<無農薬野菜&グラスフェッドビーフ>
ここバヌアツの野菜は、一切農薬が使われていない自然栽培で育てられているそうです。(そもそも農薬自体が国に入ってきていない)

またバヌアツは牛肉料理が有名ですが、牛も完全放牧されているグラスフェッドビーフなので、肉厚のステーキでも柔らかくジューシー。このジューシーさ、決して脂身のジューシーさではないのです。赤身でも口の中で肉汁がジュワッと出てくる。50歳も過ぎると、脂の乗った牛肉を食べると、翌日胃がもたれるので、今ではほとんど食べなくなったのですが、ここのお肉なら毎日でも食べられちゃう!

見て!この牛の塊!!


そんな佳子さんがなぜバヌアツの公邸料理人としてやってきたのかに、きっと宇宙の計らいがあるのだろうなぁと感じるのです。

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