
釣果はボウズでも魚は食す!湘南の旅②
主夫が旅行するには妻に稼いでもらえるよう支えることに生きる。
ども、旅紐夫こーじです。
前回、女神ちゃん(当時彼女)が新たなスキルを習得するためにとやってきた湘南は茅ヶ崎。せっかくの海沿いの街なので、女神ちゃんがいない日中は釣りでもしながら過ごそうと思いきや、湘南に着いた日はあいにくの雨模様。
そこで、観光名所に行こうと小田原城へ行った帰りからが今回の記事です。
ここからは実体験を元にしたフィクションとしてお楽しみください。
湘南で食と釣り
小田原城を後にした僕は、とりあえず茅ヶ崎へ戻ることにした。
時刻はすっかりお昼を回っているので、とりあえず腹拵えがしたかった。そこで、茅ヶ崎へと車を走らせた。
と言うのも実は、小田原へ向かうときに気になるラーメン屋を見つけていたからだ。
着いた先はペニーレインというラーメン屋。
ビートルズの曲名だ。曲を聴いたことはないが曲名は知っていたので、なんとなく気になった。しかも、カフェでもパン屋でもなく、ラーメンってのがいい。
店内は、木がメインの誂えながら、ラーメン屋といった感じ。
昔からやってるといった老舗感も漂う。
初めてのお店となると、スタンダードを頼む人も多いだろうけど、僕は自分の好みと気分に従う。二回目がないかも知れないお店ならなおさらだ。
ってことで、ネギラーメンを注文。

醤油ラーメンの上に辛ネギがたっぷりと載せられたネギラーメン。十月も末になればスープの温かさは身に染みる。
が、一年を通してお昼はラーメンに限る。
ビートルズのかかる店内でラーメンをすすり、あっという間に平らげてしまった。ここはカフェではなくラーメン屋なので、もはや出るしかない。
店名の由来なども特に聞く勇気もなく、僕はお腹が満たされた幸せだけを噛み締めながら店を出た。
さて、今日は釣りもできずで食材もない。
とりあえず、今夜はせっかくの湘南なので近くの海鮮料理でも食べることにしよう。
と言うことで、お宿に戻った僕は女神ちゃんが終わるのを待つことにした。
お迎えの連絡が来て、住所を調べると、、、なんと宿から歩いて5分かからないじゃないか。これなら徒歩で迎えに行って、そのままご飯を食べに行ける。
となれば、とりあえず近くの海鮮料理屋を探しておこうと、見つけたのがえぼし本店というお店。
時は進んで18時頃、歩いて女神ちゃんを迎えに行き、そのまま食事へと向かうことに。
夜ともなると、流石に寒い。今宵はお酒で体を温めよう。
えぼし本店の中はとても賑わっていた。
魚も美味しそうだ。
とりあえず、飲み物とお造りを頼む。

女神ちゃんはカルパッチョ。

と、食事を始めて30分も経たないうちに、女神ちゃんの様子がおかしいことに気付いた。どうやら低血糖を起こしているようで、顔色も良くない。
幸い座敷だったので、しばらく横になり、少し回復してからすぐに店を後にして、お宿へ帰って休むことにした。
さよなら湘南
次の日からは、昨日までの悪天が嘘のように清々しい天候が続いた。
つまり、絶好の釣り日和。

ただ、釣り日和はサーフィン日和でもあるので、砂浜で釣りはできそうにない。
そこで、残り二日は漁港を渡り歩いたが、どこもかしこも釣り人は多く、風もあったりで、まともな釣りはできず。釣れた魚はフグだけだった。
釣果はともかく、小田原城も見れて、釣りもできて、女神ちゃんもしっかりと新スキルを習得できたので、目的を果たせた僕たちは最終日の講座が終わった足で帰路に着いた。
さて、次はどこへ旅紐するのかな。