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旅好きの思考 "未知との出会い"に尽きます

旅好きがあつまるコミュニティTABIFLEEEEEKのKuniです。
旅好きの思考」シリーズ第六弾です。旅に熱中している人へ取材をし、旅に魅了されるその人の人物像も探っていきます。

取材相手は会社のスタッフ、サロンメンバー、はたまた外部の人など興味の赴くままにすすめようと思っています。どこか共感してもらえたり、発見があったり、さらに読んだら旅したくなっちゃった!と思ってもらえたら最高です。頑張ります、ぜひ最後までお読みくださいませ。

インタビュー プロファイル6 ) 東北出身、東京4年、人生を変える出会いをきっかけに兵庫県神戸10年以上在住。企業提案・研修事業など幅広く活動されている(自称)くいだおれ人形の太郎さんにそっくりなhashimotoさん。人とは見る角度を少し変えて世の中を楽しみたい、常に人のことを考えて先回りしたい、など穏やかな口調の中に太めの芯がある素敵な若紳士。一人で自由に動く旅が好き。誰かと一緒に行くなら下見ができるならば・・・

旅先にある"日常"への興味

-キャンピングカーで寝泊まり
ものづくりが大好きでなんでも作っちゃうDIY大得意の父が自作のキャンピングカーでよく旅に連れていってくれました。幼い頃は道の駅やパーキングエリア等で見知らぬ土地で寝泊まりするのは少し怖かったという記憶があるのですが、もっとその土地のことを知りたいという興味に変わっていきましたね。訪れている側からすれば旅先でも、その旅先では普通に生活をしている人がいて、文化・習慣・街の雰囲気の違いなど気になりだしました。それが今の旅に対する興味に繋がっていると思います。

-NHKの"世界ふれあい街歩き" が好き
タイトルのとおり、世界を旅して歩きながら街の人に触れ合っていく番組。街のスポット紹介ではなく、日常、そして人にフォーカスして世界の生活が垣間見れるのが好きですね。まさに旅人を受け入れる側の街の人の日常が気になる自分としてはドンピシャの番組なんです。

-街歩きより自然を選びたい
京都のような昔の情景が残るような場所は、街歩きというよりは「時を旅している」ような感覚があるので、歴史好きの私としては好きなのですが、外に出かけるという時はお城・自然公園・海沿いなど自然の方を選びたいですね。自然の景色をみて、昔の方はこの景色を見てどう感じてたのかな、どういう土地の意味があったのかな、など思いを馳せるのが好きです。

-今、旅したいのは
海外だとスイス。ユングフラウヨッホーなど雄大な山を目の前にみたいです。山登り好きとしては登りたいですね( ´∀`)。ヨーロッパでもう1つ行きたい国がイギリス。普段"おもてなし"を心がけているので紳士の国イギリスで本物のジェントルマンライクを学びたいです。

スイス・ユングフラウヨッホー

日本だとサロンメンバーさんがいらっしゃる山口県岩国市。あと歴史好きなので"呉"の歴史的な地へ行ってみたいです。そして美味しいものを求めに北海道、この辺りは近々旅したいなと思っています。

-これから注目の旅先
ドラマも面白いですし、経済大国であるアメリカ。海を見ずに一生を終える人がいるというほど大きすぎる大陸、世界を今後どうリードしていくのか、ちょうど大統領選もあるタイミング(2023年4月現在)ですし、他国との関係も動向は常に気になっています。

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さてここまでは旅のお話でしたが、さらに取材は続きます。オタク最強時代!日本と海外で"オタク"の認識のズレがあると思いますが、ここではオタクは薄く広くではなく一点深く愛する人と定義します。旅の他に熱量高く語りたいもの、どんな人を好きで、どんな哲学を持っているのか聞いていきます。どうぞお付き合いください。

インドアもアウトドアも

熱中しているものは2つ!インドアでは海外ドラマが大好き。アウトドアでは山登り・食べることが大好き。人とはもしかしたら楽しみ方が違うかもしれないのですが・・ということでその真意を探ってみました。

-裏のメッセージを読み取りたい
海外ドラマの中でも特に好きなのがホラー系と中世ヨーロッパの歴史系、考察するようなメッセージ性の強い作品に惹かれます。具体的な作品名では"アメリカン・ホラー・ストーリー"や”ゲーム・オブ・スローンズ"が好きです。いずれも構成が秀逸で裏にどんなメッセージを秘めているのか1度観て、2度目観て気づく瞬間が好きなんです。

ハマったきっかけはアメリカドラマの"LOST"。日本ドラマでは考えられない展開が面白くて、いろんな作品を観たいと思うようになりました。
最近観たものではレオナルドディカプリオ主演の「Don't Look Up」。窮地に立たされたときの、人としての思考の根本を考えさせられるような映画だったのでおすすめしたいです。

ドラマ同様にストーリーがしっかりしたゲームも好きで、プレステのゲーム"Ghost of Tsushima"は面白かったです。蒙古襲来があった時代の対馬を舞台としたゲームで、対馬を守るために戦うお話。裏をかいて戦略的に戦ってくるモンゴルに対して侍の誉を重んじる日本人の心の鬩ぎ合い、文化や価値観の違いなど深みがあるストーリーが面白くて一時期ハマっていました。

-音や匂いが堪らないんです
高校時代山岳部だったのもあり、今でも山登りが好きです。自然に触れていたい、というのはもちろんなのですが、山登りしている瞬間瞬間がもう私にとっては興奮状態。風の音、土を踏む音、リュックがウェアに擦れる音、そういうもの全てが合わさった時の耳心地の良さがやばすぎてこれはやめられない!という感覚です。登山は自由気ままに一人で登ることもあれば気の合う仲間と登ることもありますね。

-違いをみる(観察に近い)のが好き
食べることが大好き。特に甘いものには目がなく料理を楽しむというのはもちろんなのですが、そこでのサービス (雰囲気の作り方、スタッフさんたちの動き) を見るのが好きで、評論するわけではなくその店のもつ持ち味、料理長の魅力、繁盛店の人気の秘訣、などいいところを見つける観察が習慣になっています。

ものづくりの天才の父の影響もあって「物は買うよりあるものを工夫することで充実させる」という体験をしてきたので、同じ人気店であっても提供方法やスタッフさんの工夫の違いを見て具体的なヒント見つけ、言語化できる状態でもち帰りたいと思っています。

変わってきた夢

-卒アルを振り返ってみた
小学生の卒アルには1位 FBI捜査官(え!かっこいい) 2位 電車の運転士と書いてありました。小さいながらX-ファイルが好きで怖さもありましたが、かっこよくてなりたかった。そして電車は祖父が勤めていたということもあって憧れでした。中学になると身近な先生の影響で学校の先生、高校では動物好きの延長で獣医さんを目指したい!と思っていましたね。周りの影響を受けやすいのかコロコロと夢は変わって来ましたが、今の仕事に繋がっているのは高校の生徒会の活動が一番大きいかもしれないです。顧問の先生を交えて生徒が役割を持ってイベントを企画・運営し、風紀活動もしたりなど、学校をよくしようという目的のために試行錯誤した、その時間がめちゃくちゃ楽しかったです。そういった企画立案のような興味と可能性はこの辺りで芽生えたかと思っています。

-人の幸せな時間に立ち会える
飲食店でのアルバイトがきっかけで、飲食店の世界に飛び込んだら接客が天職だ!と思えるほど抜群にハマりました。縁の下の力持ちのような関わり方が心地いいんです。飲食の時間はいろんな瞬間がありますよね。人と人が楽しい瞬間を過ごす、旅先での時間、緊張する時間、そういった他人の時間に立ち会える機会って飲食店以外なかなか一緒に体験できないと思っています。

情報は自分で動いて収集

ニュースやネットでの情報収集もするのですが、直接人に会ってお話を伺うことが好きですね。イベントや勉強会、ウェビナーなど新しい情報をキャッチアップしたいので積極的に参加しています。面白い繋がり、自分では考えられないビジネスの発想を持った方とのご縁をいただけたら嬉しいなと思っています。

私のポリシー

-納得感を大事に行動する
納得いかない事を強制させられるのは嫌ですね。それははっきり断ります。
自己犠牲は厭わないのですが、人を巻き込む時には特に大事にしています。自分で体験、経験しているものでないと言葉に説得力に持たせることができないと思っているので、納得するまで話を聞く、裏付けをとる、どんな角度から質問がきても答えられるような状態にしておきたいと思っています。

-私のバランスを保つ周りの存在
今仕事上でお世話になっている吉祥吉の社長はとにかく発想が飛んでいて面白いんです。そんな角度でくる?と想像を超える発想とアイディア、そして実行力があります。その存在もあり、視野を広げるめにいろんな角度から物事を見るようになりました。あとはプライベートでは仕事人間だった自分のライフスタイルに、いい意味でブレーキをかけてくれる動きをしてくれるパートナーさんの存在がすごく大きいです。

-関わる人に合わせにいきたい
私自身楽しいことはなんでも動いてしまう、逆に言えば楽しくないと飽きてしまう性格なのでミーハーなのかな?と思うこともあるのですが、それよりも自分の想いよりは一緒にいる人、関わってくれる人が楽しいと思えるように合わせにいきたいです。周りに気を配りたい、お料理も取り分けたい、その空間が良くなることが喜びで、環境を作るのが何より楽しいんです。人から見ると気を遣わないで〜と思われることもあるかもしれないのですが、本人はそれが喜びなのでそっとしておいてください(๑>◡<๑)

人が楽しんでくれることが大好き・・!

ONのスイッチ

朝一のコーヒーの匂い:酸味が強く、フルーティーなものが好きです。
懐中時計:SEIKO(セイコー)鉄道時計SVBR003がお気に入り。読み取りやすい中3針のアラビア文字盤。普段はポケットに入れて持ち歩きますし、オンラインイベントを開催する時などは机上の配置場所もいつも決めて挑んでいます。
正座で読書:読書をするときは正座か椅子の上での〇〇こ座り、とっても不思議な体勢なのですがなぜか落ち着きます。

自己啓発本やホスピタリティに関する本が愛読書、宮部みゆきさんの小説も好きです。本屋にふらっと入って手に取って選びますね、紙を捲る雰囲気が好きなのでデジタルではなく絶対に紙派です。最近読んだ本の中からおすすめは・・ビジョナリーカンパニー偉大な組織の最小抵抗経路サービスの極意言葉にできるは武器になる です。

人間性に惹かれる

憧れる人と聞かれると両親ですが、著名人でも好きな方がいるのでぜひ紹介させてください。

-悪人じゃない、いい人そう
俳優の山田孝之さん。いろんな作品に出演されていますが、超暴利の闇金融を経営する丑嶋馨(ウシジマくん)、勇者ヨシヒコのヨシヒコが好きで、憑依っぷりというか、言葉にできない魅力があって、唯一無二ですよね。芸能人の中には裏がありそうな人も多いですが、なんとなく山田孝之さんはすごくいい人そう、勝手にリスペクトしています。

-自分にはないカリスマ性
JUDY AND MARYのYUKI
さん。自分をしっかりもってるところ、ファッションであったりトレンドを自ら作る世の中のリーダー的存在だったYUKIさん。自分はセンスないので(謙遜されてます!)そういったカリスマ性のある人に憧れるんですよね。歌は「ラッキープール」「歓びの種」が好き。

時代の最先端を仕掛けて進んでほしい

今回はTABIFLEEEEEKのメンバーインタビューですが、せっかくなのでHISに期待すること、を聞いてみました。

コロナ禍でオンラインの可能性に気づきオンラインツアー市場をいち早く切り拓かれたように、先見の目を持って、実現させる行動力がある会社がHISだと思っています。株式会社は営利法人なので利益と新しい可能性を切り拓くバランスは難しいとは思いますが、地域やそこに住む人々の元気に繋がり、それが回り回って本業利益に繋がるような循環をしていってほしいですね。新しい未来を創る、日本を元気にする先駆者として、HISには引っ張っていってほしいと思っています。

10年後、これからの未来について

-世の中の進化、注目していること
メタバースの今後は気になります。21.22歳くらいの時にオンラインゲームにハマり、楽しすぎて食べることも忘れてのめり込み、現実世界なんてどうでもいい。って思っていた時期があるだけに、マトリックスの世界のような、今後そういう境がわからなくなってしまうような人が増えてくるのかと思うと少し怖い気もしますね。
一方で技術革新という点ではスマート家電にはもっと期待しています。AI搭載の冷蔵庫で在庫管理、栄養管理、献立、調理など既にそういった製品はあると思うのですが、”楽になる”という価値ではなくて課題を解決してくれる"豊かさ"をAIの技術で得られるように、うまく頼って使っていきたいと思っています。楽と豊かの定義ってなんでしょうね・・難しいです。

-"旅する"という概念が変わってしまうのではという危機感
旅の本質を求めて、人との交流・出会いなど温かい旅を求める人、下調べをしっかりして自分の見たいものだけをみる人と二極化する気がしています。先ほどお話したメタバースのような世界が発展することで"旅する"こと自体の概念が変わることも怖いですね。仮想現実での旅、アイテム入手したことがその人の体験になってしまう。リアルでなくてもいいじゃん、と思ってしまうのってすごいですが怖い、寂しい気がしてしまいます。旅に行くことでさらに興味が湧いたり、行けない地域への憧れや探究心や未知の世界へのワクワクする気持ちというのは、私自身もですが未来の子どもたちももっていてほしいと願います。

旅することの意味

未知との出会い、それに尽きます。旅することによって、地球上の中にいる自分を俯瞰して見られる気がします。偶然な出会いはもちろん、歩んできた土地の歴史など、旅しないと気づけないことってあるんですよね。想像ができない未知な世界という意味では宇宙にもすごく興味あります。すぐに行きたいわけではないですが・・・( ´∀`) そして旅を通して人の本質にも向き合えるような気がします。これからも旅する時間を大切にしていきたいです。

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1.5時間にわたる取材、ありがとうございました。ほんの一部なので全生音源データを公開したいところではありますが、コンプライアンスのラインなど判断が難しいので、公開は控えたいと思います💦

"人"を通して、旅の素晴らしさが伝わると嬉しいです。もっと旅を愛する人が増えていきますように。そして世界が平和でありますように。
次回の"人"もぜひお楽しみに。

過去のインタビュー記事はこちらからご覧いただけます。

旅好きなら知らない人はいない!そんなコミュニティにしていきたいTABIFLEEEEEKでした。ではまた。

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