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バリ島9つの観光エリア_スミニャック /チャングー 《Balisick_超私的バリ島ガイドBOOK #7》

<お知らせ>
#6の記事が長かったので、その後半をこちらに転載、加筆修正しています。




前回は、バリの空港と基本の観光エリア9つのうちの2つ、西海岸のビーチエリア、クタとレギャンをご紹介しました。今回は、同じ西海岸をさらに北へ。スミニャックとチャングーのご紹介です。

【バリ島の全体がざっくりわかるよMAP】で位置を確認しながら、お読みくださいませ。


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スミニャック

高級なホテルやヴィラも多い、大人の街

スミニャックは、レギャンの次(北)に開発されたエリア。クタよりはレギャン、レギャンよりはスミニャック、というように、北へ向かうにつれ、さらに穏やかで落ち着いた雰囲気に。
オシャレなカフェやレストラン、センスのいい雑貨やアパレル、インテリアのショップなども立ち並ぶ。『スミニャック スクエア』『スミニャック ヴィレッジ』といったショッピングモールもある。
クタのような賑やかな繁華街が苦手な人には、このスミニャック、もしくは西側のリゾート地、サヌールがおすすめ。


スミニャックのJL.Kayu aya
日中もそんなに人は多くないので、快適に過ごせる
(JL.=ジャランの略。道、通りの意)
スミニャック、朝のPetitenget Beach (プティテンゲット ビーチ)


チャングー

いままさに開発が進んでいる、最新の注目エリア

元々はサーファーに人気のエリアだったが、コロナ後から一気に開発が進み、これまでのバリになかったような、最先端のセンスあふれるショップやカフェ、レストラン、スパ、ホテルが次々と誕生している。しかし一歩奥に入ると、昔ながらののどかな田園風景が広がり、ローカルな雰囲気も味わえそう。

このエリアはまだ行ったことがなく、2025年3月の渡バリで滞在予定。帰国したら、写真と一緒に記事を書きます!


私のバリ島滞在記2024 #1

いつもウブド直行直帰の私が、
ビーチエリアに滞在する異変!!

13年ぶりということと、コロナ明けということも重なったからなのか、はたまたどういう風の吹き回しか。これまで常に内陸の村ウブドに直行直帰だった私のバリ旅が昨年から少し変わった。なぜだかビーチエリアにも行きたくなり、最初の2泊をスミニャック滞在にしてみたのだ。

Petitenget Beachから徒歩4分。個室も備えたリーズナブルなホステルに宿泊して(私の好みにドンピシャのとても素敵な宿だった)、朝はビーチを、昼間はスミニャックの街をジャランジャラン<インドネシア語で「散歩する」の意>。そして夕方、近くのビーチカフェ✴️にも行ってみたが、人はそれほど多くなく、騒がしくもなく、想像していた以上に落ち着いて過ごすことができた。スミニャック、けっこういいかも!
(この宿とビーチカフェは、別の記事にて写真付きで紹介するつもり)

クタの雑多な感じが好みではなく、ウブドだけがあればいい。そんな気持ちで毎回バリに来ていた私が、海と山、両方行きたくなったのは、やっぱりそれなりに年を重ねたこともあるのかもしれない。白か黒、0か100の性格で、好き嫌いもはっきりしていたのに、いまでは、この世界は二元論では立ち行かず、すべてが調和であると理解できるようになった。

バリ島の伝統舞踊バロンダンスも「善と悪の戦いは決着がつかない」というストーリー。20代の頃は、なんで善が勝たないの?と納得がいかなかった。だけどいまなら、このバリ・ヒンドゥーの教えがとてもよくわかる。善があるから悪に気づき、悪があるから善に気づける。それと同じように、山があるから海が育まれ、海があるから山が育まれる。そして実際バリの人々は温和で穏やか、海の神様も山の神様も、同じように大切にしている。

バリの海と山、どちらかのエネルギーにしか触れないのは、なんだかバランスが悪い。などとアタマではっきりと思ったわけではなかったけれど、身体感覚的に、いまの自分には、どちらも必要な気がしたのはたしか。
不要なものを洗い流してくれる海のエネルギーと、私という存在に沁み入り満ちる山のエネルギー。そもそも20〜30代の頃、そういう視点で海と山をとらえたことはなかったし、それはセラピストという職業によって養われたものなのだと思う。だとしたら、霊性を持つ生きものとして、少しは成長したということなのか。これからさらにバリとどんなふうに付き合って、どんな風に自分が変わっていくのか、楽しみである。


✴️ビーチカフェ
オシャレな海の家といった感じ。プールも備えたカフェレストラン。水着を着たまま過ごせて、お酒や食事を楽しんだり、海やプールに入ったり、ビーチベッドやソファ席でくつろいだり、とにかく一日中のんびり過ごせる。ビーチクラブになると、DJが音楽を流しており、ちょっと騒がしい。(この記事TOPの写真がビーチカフェ)

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バリで使ったら、旅がもっと楽しい!
カンタン!カワイイ! インドネシア語 #1

インドネシア語はローマ字表記で、単語そのものが、なんだかかわいくて覚えやすいのが特徴です。そして発音についても、ローマ字をそのまま読めば、だいたい通じるので、旅行者にはありがたい言語かも。ぜひひとつでもふたつでも覚えて、現地で使ってみてくださいね。バリニーズの皆さんとのコミュニケーションが、より楽しくなるはず!

ジャラン ジャラン Jalan Jalan 散歩する
たとえば、こんなシチュエーションで。
付近の散策に出かけようとしていたところ、ホテルスタッフに、"どこへ行くの?”と聞かれた時に、「Jalan Jalan!」って答える。

jalan
(動詞)行く
(名詞)道、通り 
 → 地図などに書かれている「JL.」は jalanの略。例えば、「JL.hanoman」 は「ハノマン通り」。

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長くなったので、今回は、ここまでにして、次回は空港南部のエリアと東側のエリアをご紹介します。
お楽しみに!


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