フランスのおいしいレトルト食品【子牛のオニオンソース煮込み】
ワクチン接種が済み、レストランにも行くことができるようになりましたが相変わらずレトルトが好きな私です。
↑フランスのスーパーには冷凍・冷蔵のレトルト食品が充実している。どれもハズレがなく安くてレストラン並みにおいしい。
今まで魚系が多かったですが、今回はお肉にしてみました。
今日のレトルトは
Paupiette de Veau Jardinière de lègumes(Jus cuisine aux oignons)
日本語訳 :子牛のポピットと野菜のジャルディニエール(オニオンソース)
フランス語
毎回の事ですが、作者はフランス語初心者なので間違った訳もあるかもです。
Paupiette :(料理名)ポピエット
jardinière :(料理名)ジャルディニエール(名詞)庭師、植木屋
legumes : 野菜(複数)
jus :ジュース(ここではソース又はスープという意味だと思う)
cuisine :料理
oignons : 玉ねぎ(複数)
料理の説明
ポピエットとは薄切り肉や魚で巻いた詰め物料理の事らしい。お肉のポピエットには味付けしたひき肉を通常使用するとの事。
ジャルディニエールとはフランス版肉じゃがみたいなものみたいだ。玉ねぎやニンジン、ポテト、ガーリック、トマト、インゲンなどを炒めたあと、コンソメ(ビーフブイヨン)と水,バターで煮込む。フランス版クックパッドで色々レシピを探したが、どれも必ずグリーンピースが入れられている。簡単に作れるそうなので、今度ぜひ試してみようと思う。
→フランス版クックパッド【Marmiton】
動画や音声などあって語学勉強に訳に立ちそうだ。
調理
先日やっとアマゾンで買った電子レンジが到着。これからお世話になります。
Micro-ondes(電子レンジ)で2分半、または湯煎で15分。
チーン。
試食
若干お肉が小さいな。でも野菜がいっぱい入っているのがうれしい。
今回はキヌアのサラダを付け合わせに。
まずはオニオンが入ったソース。スープのような、刺激の全くない優しいグレイビー。海外で味噌汁を飲んだ時のようにホッとする味だ。今回も他の味を楽めるような優しいテイストで来た。
このスープに煮込まれたポテトを食べよう。マッシュポテトのようにナイフが無くても切れる柔らかさ。乾燥なんて微塵もない、少し粘り気のあるポテトを舌で押しつぶして食べる喜び。
あぁ。今日も幸せ(*´ω`)。メルシィ・マリー(マリーはこのレトルトのブランド)。
そしてメインのお肉を切る。ドキドキ
ステーキとは全くちがった、スープで長く煮込まれたような柔らかさ。中の詰め物のひき肉がいい具合にスープを吸っている。食べた瞬間、隙間に入ったスープと肉汁がぶわわぁーと口の中を埋めつくす。思わず顔がほころんでいた(*´ω`)。もちろん煮込まれたお肉は柔らかくナイフがいらないくらい。
じゅわっとした中身とは違い、外側のお肉はグリルされていて、香ばしい焼いた良い香りが食べた瞬間に鼻にふわっと薫る。
今回は煮込み料理ということで味は全体的に同じだが、肉の外側と内側でうまく食感に変化をつけてきた。初めてのマリーのお肉料理。今回もとてもおいしかった。
キヌアのサラダ
フランスのスーパーにはクスクスやキヌアのサラダが人気らしく、色んな種類のサラダがある。これだけではちょっと寂しいので、いつもはグリーンサラダにチーズや、オリーブ、そしてこのキヌアのサラダをかけて食べたりしている。
最後に
今回レトルトを食べた時は『Veau』という意味を知らずに食べてしまい、今回投稿する時に意味を知り『あぁ。子牛だったのか(;'∀')』とちょっと驚いてしまった。しかしあの柔らかさを出せるのは確かに子牛かラムしかないなと納得。
個人的な話だが、なんとなくラムや子牛、その他子供の肉は避けるようにしています。ベジタリアンにはなれないけれど、生後数か月しか生きていない命を食べてしまうのはなぁ。ちょっと悲しいなぁ。と思うからだ。でも大人の動物の肉は普通に食べるので矛盾しまくりだが、そこは自分では変えられない。子牛を食べるのは今回限りになりそうだ。(´;ω;`)
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