旅人の酒場

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オアシスの都 ブハラへ -ウズベキスタン記5-

朝食を食べに中庭に出ると、今日も抜けるような青空。世界遺産内での朝食に、否が応でもテンションが上がる。 バイキングスタイルの朝食で野菜やフルーツを中心に、しっかり平らげた。 チェックアウトを済ませ、タクシーの時間まで観光に出る。今日は昨日行かなかった路地裏から周り始めた。 賑やかな通りを一歩入ると、普通の生活がある。今は世界遺産になっていても、そんなのお構いなしだ。ドアの横に洗濯物を干し、前の庭で野菜を育てる。ナンを焼くタンドーリがあり、そこでいつもの生活をしている。まあ京

    • 博物館都市ヒヴァ-ウズベキスタン記4-

      5月28日 ふと目が覚めると、ちょうど日の出前だった。昨日はあの後11時ぐらいに布団に入り、2〜3言友人と言葉を交わしたら寝てしまっていた。それでも日の出が見たかったので目覚ましだけはセットしたが、必要なかったようだ。 友人も起きていたので、持ってきたショールを羽織り外に出る。5時すぎ、外は肌寒くまだ薄暗い。トイレの辺りまで歩いたが、寒くなってきたのでテントで上着を羽織って戻ってきた。その数分で空はかなり明るくなり、地平線がオレンジに染まり始めている。私達は駐車場の横から、ど

      • 遂に旅の入り口へ -ウズベキスタン記3-

        5月27日 アザーン(イスラム教の礼拝の呼びかけの放送)の音で目覚めると、日の出だった。時計を見ると4時半過ぎ。日の出は日本よりも随分早い。夕日よりも明るく鮮やかなオレンジの太陽が地平線を染めている。荒野の地を列車はひたすら走っているようだ。昨夜よりずっと過ごしやすくなった寝台に身を起こす。今はトルクメニスタンだろうか?この路線は恐らく旧ソ連時代に敷かれたせいか降車駅ヒヴァの手前でしばらくトルクメニスタン内を走るらしい。 車内は乗客が減り、幾分静かになっていた。同じくアザーン

        • 久しぶりの完全なる異国-ウズベキスタン記2-

          5月26日 昨夜が遅かったのでゆっくり目の朝。8時半くらいに最上階の3階レストランに朝食へ。朝食はビュッフェ。パン、シリアル、ジュースにヨーグルトとサラダやフルーツ、ハム類、そしてエスプレッソマシンのコーヒーが用意してあった。。シンプルなメニューだが、新鮮なチェリーやアプリコット、チーズにテンションがあがる。特にジャムとナッツ、ドライフルーツは種類が多く、美味しい。砂漠気候のウズベキスタン。アプリコットの原産国の1国でもあるらしく、ドライフルーツやナッツは種類が多くどのホテル

          モザイクタイルのモスクが見たい!-ウズベキスタン記1-

          3月の終わり、仕事もひと段落して旅行に行こうと思い立った。 コロナ禍で海外旅行に行けなくなって3年。いつでもできると思っていたことがそうじゃないと気付いて、やりたいコトは先延ばししないと決めたから。 行き先はイスラム圏の都市。それだけははっきり決めていた。モザイクタイルの遺跡が見たかった。 イランは?イスファハンが有名だ。けれどせっかく行くなら数都市見たい。それにはハードルが高そうだな。じゃあイスファハンから周辺国に移動すれば?そう思って調べたら、サマルカンドという都市がイ

          モザイクタイルのモスクが見たい!-ウズベキスタン記1-

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          ウズベキスタン•アヤズカラキャンプ

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          ウズベキスタン古代遺跡

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          ウズベキスタン寝台列車

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          ウズベキスタンタイル地下鉄

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          オモシロ自販機

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