素焼きに釉掛けスタート。
素焼きが上がってきた。
「今までの素焼きの中で1番」くらい大量の自分の作品群。
秋の陶器市を11月23日(火)🎌に西葛西工房で開催するので、その為の器たちを夏休み中に頑張ってたくさん作りました。
たびびとの木陶器市も今年で3回目。
今回の陶器市から、「自分」のカラーみたいなものを出していこうと決めて、その為には新作が大量に必要だなと思い、とにかく時間を見つけては轆轤をひいた。
たくさん作品を作っていたり、教室で販売したりしていると、
「個展とかやらないんですか」
と聞かれることがあるんだけど、正直自分の個展をやることにあまり興味がない。自分がどこかのギャラリーで個展をやると、今と同じ価格では売れないし(←場所代とか人件費を作品に上乗せしないと採算がとれないから)、それを毎週のようにお会いしている教室の会員さんが買ってくれちゃうのが、なんだか申し訳ない気がするからです。だって間に中間マージン入れないで買って頂いた方がお互い気持ち良くないですか。教室とか実店舗があればそれが出来るので。
陶芸家とか作家になることにも興味がない。
「たびびとの木」が人気になったり、地域で多くの人に認知されることの方が私には重要で、私個人が作家としてどうにかなることよりも「たびびとの木」への愛着とか思い入れの方が強い。
20代からずーっとここ(教室)にしかいないし、9年前に亡くなった大先生がこの教室を好いてくれていたことが影響してるのだと思います。
そんなわけで私は「経営者」とか「作家」とか「量産」とか相容れない、ただの「陶芸教室講師」にしかなれない女なのです。
毎日轆轤をひいたおかげでこの年になって轆轤が上達したような気がします笑
仕事は継続して「量」をこなすことが大切。
「量」が「質」を凌駕する時がきますから。
焼き物は特に分かりやすくそれが出る。
余計なこと考えずにとにかくやる。
だから面白くて20年以上続けていられるんだと思う。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?