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【一人旅体験談⑤】バリ島で受けた親切の話その2
こんにちは、旅人先生Xです。
今回は、前回の【一人旅体験談④】バリ島で受けた親切の話その1の続きの話を書こうと思います。
前回のあらすじ
バリ島に行ったのに、カップルだらけの現実から別の島に逃亡した私。
レンボンガン島にて、カフェのおじさんや塩対応ツンデレボーイの親切な行動に心を動かされ、涙を流す。
その後、魔改造したカヌーで波を受けながらバリ島の港に帰ってきました。
では、早速続きを。
目次は、以下の通りです。
① レンボンガン島から帰ってきてからの私
人から親切にされる=騙されると思っていた私は、レンボンガン島での出来事で少し、考えを改めました。
とりあえず、ビーチサイドはもうおなかいっぱいだった私は、ウブドという森多めのエリアに移動することにしました。
宿は、ウブドにいってから歩いて探せばいいやと思いながら、ウブドへ向かいます。
無事、ウブドについたところで、のんびり歩いて宿探し。
あまりいい宿が見つからないなぁと思いつつ、散策していると、変な小道にベラハウスという記載を見付けました。
当時の地球の歩き方に載っていたのをふと思い出し、ベラハウスに足を踏み入れると安価で、とても良さそうな部屋が空いていました。
早速そこに泊まることを決めます。
このベラハウスのおばさんが、これまたとても親切な方でした。
② ウブドのベラハウスで出会ったおばさん
ついたその日、もう暗くなっていました。
夕飯を適当にとって、ビールでも飲むかぁと思いながら、2Fの部屋から出るとラウンジにおばさんがいました。
おばさん「夕飯はもう食べたんかい?」
旅「まだです」
おばさん「あらそうなの!夕飯たべなきゃじゃない!」
旅「今から食べようかと」
おばさん「何食べるの?」
旅「ミーゴレン【焼きそば】を食べる予定です」
おばさん「もっと栄養あるもの食べないと!うちの夕飯、食べなさい」
旅「ふぁっ!?」
おばさん「ちょっとそこに座っててね」
旅「ふぁふぁ!?」
数分後・・・・
おばさん「はいこれ。うちの夕飯」
旅「え…めっちゃ美味しそう…」
おばさん「サービスよ、おかわりもあるからたくさん食べてね」
旅「ありがとうございます。涙」
昼間のカフェのおじさんや塩対応ボーイに続いて、宿でも親切にしてくれるおばさんと出会って、胸いっぱいな私は、美味しいごはんを噛みしめながら食しました。
美味しかったので、図々しく、おかわり。
おばさんに、とても美味しいし、親切にしてくれて嬉しいと伝えたら、喜んでくれました。
その日は、気持ちよく就寝。
多分旅先で、一番ぐっすり気持ちよく寝ました。
翌朝、おばさんに「朝ごはんだよ」と起こされる。
朝ごはんなんてついてたっけ?と思いつつ、ラウンジへ。
美味しい朝食をいただいて、観光へ。
下ネタ感の否めないキンタマーニ高原や広大なライステラスを外国の方と一緒に巡って、満足な一日でした。
夕方、一度宿に戻ると宿のおじさんと遭遇。
おじさん「おぉ帰ってきた帰ってきた。夕飯はまだかい?」
旅「はい。これから食べようかなと」
おじさん「奥さんが、何やら気合を入れて作っていたよ。是非食べていっておくれ。」
旅「またご馳走してくれるの?」
おじさん「そのために頑張っているんじゃないか。遠慮せずたくさん食べてね」
旅「ありがとう。涙」
めっちゃ美味しい料理と笑顔のおばさんに癒されながら、2日目の夜を過ごしました。
3日目の夜、少し遅れて宿に戻ると「今日の夕飯、キッチンに置いておくから、スキに食べてね。」と書き置きがドアに挟まっていました。
※ビンタンばかり飲んでいたので、この日は懐かしのankerを飲んでました。
嬉しい気持ちでいただいていえると宿の兄やんが現れたので、ご飯を食べながら一緒に話しました。
他愛のない話だったと思います。
食事が終わった後、兄やんが「場所を変えよう。屋根の上は、最高だよ」みたいなことをいっていたので、ついていきました。
③ ベラハウスの屋根の上で
こんなとこ、乗っちゃっていいの??
と思いつつ、兄やんにいて、2Fの私の部屋の屋根の上に登りました。
旅「最高じゃない」
兄やん「だから言ったろー」
しばらく兄やんと話している中で、彼に聞きました。
旅「親切にしてくれる人に沢山出会えて、この旅はすごく幸せだよ」
兄やん「親切な人ばかりではないけど、親切な人は多いかもなぁ」
旅「なぜ親切な人が多いんだろ?」
兄やん「みんなバリ島を良い所だって思ってほしいのさ。観光が大切ってこともあるけど、自分の住んでいる所や住んでいる人を好きになってもらったら嬉しいからね」
旅「なるほど。確かに自分も日本や日本の人を好きになってくれたらとても嬉しいと思うわ」
兄やん「だろー。まぁみんな、難しいことあまり考えてないと思うけど」
旅「確かに(笑)親切にするときって、なんかなんとなくしちゃうかも」
兄やん「俺もそうさー。気分だよね(笑)時間あるときはできるし、ないときは、ちょっと難しい」
旅「住んでいるところは違くても、そのあたりは同じなんねぇ」
兄やん「だね。ただ、だましてくる人もいるから、そこは、気を付けてな」
旅「日本も同じやで」
兄やん「覚えとく(笑)」
その後、兄やんとのんびりビール飲んで話し終えた後、部屋で思い出を振り返りながら、ウブド最終日でもありバリ島最後の夜を終わりました。
④ バリ島の旅行で変わったこと
私は、バリ島への度まで、「異国の地の人=あまり信用ならない」と結構強めに思っていました。
お恥ずかしい話ですが、完全な偏見ですよね。
それまでの旅先でも、「親切な人はいる」ということは理解していたのですが、脳内の割合が、「2:8」くらいで、だましてくる人多めな印象でした。
でも、この旅で、どうやらそれはもしかしたら違うなと感じたのです。
住んでいる場所や文化的な背景は違えど、私たちとそこまで大きく感覚は違わないのではないかと思ったのです。
今思えば、ちょっと置き換えてみれば、分かることだった気がします。
日本で、外国から旅してきた人が駅で迷っていたら、助けますし、道案内もします。
別にお金をだまし取ろう等とは、思いません。
それと同じなんだなと。
当然、悪さをたくらむ人もいますが、ほとんどの人はそうではないはずだと思っています。
「それと同じことではないか」と今は思っています。
あてもなくいったバリ島への一人旅でしたが、人に親切にしてもらうことの嬉しさや人との人との交流の素敵さを強く感じた思い出深いものになりました。【今回は、登場しませんが、女王マンゴスチン様にも出会いました。】
本当に、人に恵まれているなぁと感じた旅でした。
また、コロナが落ち着いたら、のんびり滞在しにいきたいと思います。
以上、バリ島で受けた親切の話でした。
今回もお読みいただきありがとうございました。
お時間ある方は、ぜひ、その1もお読みいただけると嬉しいです。
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