子どもにコミュニケーションスキルを学んでもらう
皆さんこんにちは、金曜日ですね。1週間お疲れ様でした。
私は、今日、授業で、子どもたちに「〜のとき、何というか」というスキルを伝えました。
元々は、相談をしたり、困ったりしたことがあった時に、どうしたら良いのかという授業でしたが、結構、コミュニケーションスキルよりの授業になるように意識して実践をしました。
なぜ、そうしたかというと
「実際に、自分が困った時に、具体的にどう動くか」がとても大切だと思ったからです。
困った時に、どうしたら良いかわからず、自分の中に悩みを溜め込んでしまったり、発散の仕方を自分のためにならない方法で行ったりするのを避けたいと私は思っています。
とりわけ、
「溜め込んでしまう」
ということは、結構頻繁に起こっていると思います。
「実は、前から・・・」という話を実際に聞いたことも少なくありません。
こうしたことを起こさないためには、普段から情報を吸い上げる方法のバリエーションを持ったり、教師自身が相談しやい振る舞いをしたりすることは必要です。
しかし、いつでも大人がすぐに気づいてくれるわけではありません。
ということは、先の教師側の工夫に合わせて子どもたちのスキルを磨くことはとても大切なことだと言えます。
子どもが自分で身につけたスキルは、これから先、ずっと彼らを守り、支えてくれます。
そうした意味でも、子どもにスキルを身につけさせることはとても大事なことだと私は考えています。
今日、低学年の子どもたちに「〜のとき、自分なら何という?」と問いかけると多くの子が挙手して、話そうとしていました。
私は、挙手していない子に「こういうときどうする?」と質問をしてみました。
すると、「ちょっとわからない、どうしよう」と答えてくれました。
「このちょっとわからない、どうしよう」を大切にしながら、授業を進める事にしました。
するとその子に合わせて、周りの子は「〜と言ってみたらどうかな?」「〜っていうといいよ」とヒントやアドバイスをしていました。
素敵な光景です。
その後、私は、ちょっとわからないということを話してくれたことを改めて取り上げ、話を進めていきました。
私が「ちょっとわからない、どうしよう」に注目したのは、
「これが困った時に1番よく使える回答では?」と思ったからです。
困ったことを困ったと言えるのは、とても大切なスキルだと思います。
このことが少しでも子どもたちに伝わっていれば嬉しいなと思い、授業を終えました。
授業の終わりにワークシートに振り返りを記入していたら、ワークシートがわかりにくかったため、「これってどう書くの?」と質問したり、「先生、ここの書き方がわからなくて困っています」と早速活用している子が結構いたので、嬉しいような申し訳ないような気持ちになりました。笑
こうした特別な授業の日だけではなく、日々の授業でも「ちょっとわからない、どうしよう」を言えるような雰囲気とスキルを培っていきたいと改めて思った授業でした。
纏まりませんが、以上です。
今回もお読みいただき、ありがとうございました。
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