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術後の回復が遅れる場合もある?!
「え?歯医者ですか?」
入院前、手術前の看護師さんの説明の中で「歯医者へゆけ」という指示がありました。
「この忙しい12月の時期に、MRIにPETにCTと検査尽くしの上に、さらに歯医者?」という心の叫びが顔に出て、あきらかに”面倒くさい”表情だったはずです。それを察してか?その看護師さんは少し苦笑いだったと思います。(さまざまなスケジュール的経緯はコチラ→ 「がんサバイバーとなりました」参照)
正直、まあいっか、と思ってました。が、気持ちが変わったのは麻酔科の先生の説明を聞いてからでした。
悪さをする菌を全身に行かせると。。
私はモノゴトを箇条書きにしていくタイプの思考で。説明を受けるたびに湧いた疑問が、アタマでピコンピコンと細かく仕分けされていくような感じです。そしてこの麻酔科の先生の説明がとにかく「かゆいとこまで手が届く」ので、私の脳内箇条書きもどんどん増えていくのですが、どんどん解消されていきました。(やりとりを録音しておくべきだったと後悔しています笑)
歯については自分でもネットで調べていました。全身麻酔はクチから入れていく→ その時、口内に雑菌ばい菌などがあると、麻酔と一緒に全身に行き渡る→ すると術後のキズの治りが遅くなる場合や、菌が発端となり感染症を引き起こす可能性がある→などなど。ソレについてもすべて先生に確認しました。
可能性の問題ではあるけれど
でも一番「歯医者行かねば」と思った理由は「前歯が欠けることもある」でした(そこかーい笑笑)。麻酔科の先生は「まあ歯が欠けるのはマレです」とおっしゃいました。でも私はしつこく「でも絶対ではないんですよね?」と訊いて「絶対ではないです」というのが結論で。実際欠けるケースもあると(この病院で、麻酔科のその先生のケースでは、これまで無かったとのこと)。
私は子供の頃から歯並びだけは良くて。大学生時代に行った合コンで初めて会った人に「お前の歯、ホンモノ?」と言われたほどで笑 で、今、人前で歌う仕事もしているので、前歯だけは守らねば。。!可能性があるならマウスピース作らねば。。!!!
というわけで行きました。歯医者
幼児の頃から通っている、近所の歯医者ですから、これまでの私の「全歯、の治療記録」が残っています。先生も私の歌の仕事を知ってくれてますし、話も聞いてくださいました。けど「その理由がキッカケで作るのは初めてですけど笑」と。結果的に、私の歯は食いしばりの傾向もあり、就寝時の歯ぎしり予防も必要だからというのも踏まえてマウスピースを作りました。
もちろん歯のクリーニングと、チェックも。。。「東郷さん歯はキレイですから大丈。。ぶ。。わ!奥歯に大きな虫歯が。。。!!!」え?!
というわけで、虫歯の黒い蝕みも見つけて、歯の定期検診にもなって、行ってよかった歯医者。。!となりました。
歯の健康と身体の健康は比例するのかも
歯のこと、MBCラジオの乳がん特番生放送でも伝えたらリスナーの方から「歯のこと言ってくれた!ありがとうございました」と反応がありました。その方のお母様は、乳がんと子宮がんで全摘されていて、抗がん剤治療の影響で歯も大変だったらしく。「歯の健康、本当に大事です!」と。
人間の身体、全身が大事なのはわかっちゃあいますが。。!私たちはやっぱり怠ってしまいがちです。気にせねばならないことって、生きても生きても減ってはいかないもんですよね。