ツッパリは要らんですよ
「屁のツッパリは要らんですよ」って言葉はキン肉すぐるの造語で(漫画のキン肉マンです笑)。「屁のつっぱりにもならない」という言葉から生まれたようです。
「へ」は「屁」。オナラです。「つっぱり」は「突っ張り」。つっかい棒の事のようです。
身体が倒れそうなときオナラをしてもつっかい棒のように体を支えることはできません=ガスのチカラでは身体は支えられないよ、という(すごいイディオムだな笑笑)。「屁のつっぱり」とは「まるで役に立たない事」を意味してるそうです。
キン肉マンの場合は「自信があるから、手助けは屁のつっぱりすら要らない」という感じで言ってるらしいです。意訳するとやっぱり「意味は分からないがすごい自信だ」になっちゃいますね(キン肉マン参照・笑)
さて前置き長くなりましたが
マジでこのツッパリ要らない。
創(キズ)の。乳がん全摘のキズです。
胸からわきの下にかけて、まさに「へ」の字のようなキズアトがあります。
私はこのキズによるツッパリを避けるために、入院中リハビリがんばったわけです。おかげさまで手術から1ヶ月で、腕もガンガン上がったし、日常生活復帰も早くて。「この調子でサッサとフツーな感じになる」つもり満々だったんですけど。(参照note →「リハビリは裏切らない、たぶん」)
術後4ヶ月。退院から3ヶ月。
創(キズ)、まだ痛いってどういうことなの?
これって当たり前なの???と、腑に落ちないくらいの違和感なのであります。
そうは問屋が卸さない、とはコレであったか。笑
ステージゼロ、全摘な私。
抗がん剤治療も無いし、ホルモン治療も無いし。放射線治療も無いし。がん患者としては、無い無い尽くしなスーパーラッキーなわけです。それは充分承知です。それくらい治療とはキツイものです(参照note→ 「ただ、ひたすら、キツイ」)
そんな私でさえも!ここでこんな違和感を感じるんだから!本当、いかに早期発見早期治療が必要か?って真剣に思うんですよ。長く健康診断行ってない人!本当に本当に早く行ってください。心から思います。
手術から4ヶ月経っても拭えないこの胸の違和感は?
いつまで続くのか?
というか、いつになったら慣れるのか?そりゃあまだたった4ヶ月ですけどね。
たったの。たったの4ヶ月。
地味に痛い時もあるので、少し憂鬱にもなっちゃいます。梅雨が近いせいかな。
「古傷が痛む」なんて話、よくありますけども。乳がんの創(キズ)もそういうことにもなり得るんだろうか?キツイ時は「古傷が痛むのよ。。。」ってハードボイルドに格好つけましょうかね?
無論。他の抗がん剤治療中の患者さんのことを考えたら「キツイ」なんて、とてもとても言えませんけどね。
違和感とともに生きる。わたし、元気です。
ちくちく疼く痛みを胸に(胸にの部分は意味が2つね)ぐいぐい伸ばします、今日もね、傷口をね笑。だってリハビリは裏切りませんから笑笑
さて。あなたの周りの「違和感保持者」に、なぜなの?その違和感?と聞いてみると、いろんなことの理解にも繋がりそうですね。「違和感って持ってる?」と聞くのもいいかもしれませんね。
先日とある方とお話をしたんです。その方は30年前の事故による後遺症がまだ残っていて。そりゃあ私のたった4ヶ月前の手術の痛みなんて!ってなりました。自分の身体と向き合い、どう付き合うか?コレは病気の種類も、置かれてる環境&状況も、なんであろうともどうであろうとも同じ。結局「その違和感」との付き合い方は自分自身の問題でしかないんですよね。
で!最終的に言いたいことは、いつだって。
健康診断へ行け!
(尼寺へ行け、くらいの言い方で読んでください。シェークスピアです)
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