タビアンが求めるエンジニアの基準〜フロントエンドの場合〜
こんにちは、タビアン株式会社 採用担当の金子です。
こちらの記事は、タビアンに興味を持っていただいたエンジニアの方にぜひ読んでもらいたいものです。
タビアンが思い描くエンジニア像と具体的なスキルセットについてお話しています。
あくまでも「タビアンで、フロントエンドエンジニアとして業務を行うための、最低限の基準」を示しているものですが、一採用担当としても 「事業会社や開発会社で、まともにエンジニアとして働く基準としては妥当だなあ」 と感じる内容になっていると思います。ぜひご一読いただければ幸いです。
タビアンの描くエンジニア像
タビアンは、 「技術を通して、『つながり』を創る」 ことをミッションとして掲げています。
そして、 「エンジニアは、システム(サービス)を動かすために必要なことは全て取り組む」 ことをバリュー(行動指針)とし、タビアンでPJTを共にするメンバーはオールスタックエンジニアを目指して日々研鑽を行っています。
そのため、技術を原理と歴史から理解しているエンジニア集団でなければいけない、と考えています。
自らにも、これから新しく仲間になってもらう方にも、エンジニアに求める基準は自然と高いものとなります。
タビアンの利用している技術スタックと、技術力の基準は以下の通りです。
タビアンの技術スタック
フロントフレームワーク: Vue.js + TypeScript + NuxtJS
UIフレームワーク: Vuetify
サーバサイド: AWS Amplify
Must =業務で必須で習得していないと仕事にアサインできない技術
Nuxt.jsでページ・コンポーネントを作成できること
`emit` を使えること
`v-model` を理解していること
`v-bind="boundedVar"` を使えること
`<slot name="my-slot" v-bind="boundedVar">` と `<template #my-slot="boundedVar">` を使えること
`watch` を使えること
`emit('input')` を使えること
Nuxt.jsのstoreでモジュールを作成できること
基本的なTypeScriptの読み書きができること
`const value: any` のように、`any` 型を使わないで書けること
Want =業務で必要とされるが業務開始後の習得でも間に合う技術
`type MyCustomType` や `interface MyInterface` の型定義ができること
カルチャーフィットについて
基準を厳しく決めている一方で、タビアンはカルチャーフィットも大事にしています。
たとえば、エンジニアリングを行う上で、現在の技術力がいくら高くても、コミュニケーションのスタイルがチームメンバーと合わなかったら一緒には働けないと考えています。
反対に、技術力が基準に達していなくても、一定の研修期間を置いてからプロジェクトに入ってもらうことも可能です(真摯に技術に向き合う姿勢、かつ基礎的な技術力は必要です)。
オールスタックエンジニアへの理解と共感
また、前述したオールスタックエンジニアの考え方に対する理解と共感は必須条件といえます。
タビアンでは、ジュニアエンジニアや参画したての方については、本記事のようにフロントエンド主体で業務を行っていただくことが多いです。
しかしながら、早い段階でフルスタックエンジニアリングを活用する方向へシフトしてほしいですし、ソフトウェア工学や事業企画を実現するためのビジネススキルやUIUXスキルの習得にも励んでいただくことを期待しています。
「しばらくはフロントエンド一本で仕事をしたい」「バックエンド以外はやりたくない」「コードだけ書いていたい」 といった、少々硬直的なエンジニア観をお持ちの方はなかなか活躍しづらい環境と言えます。
一方で、 「将来起業をしたい」「自分が中心となって事業を立ち上げたい」「スタートアップの1桁メンバーとして参画したい」 など、チームで新しいサービスや事業を作る時にエンジニアリングを軸とした中心人物としてコミットをしたい(そして何でもやる!)といった柔軟性が必要とされる考えをお持ちの方がフィットしますし、参画いただく本人にとっても得るものが大きいと考えています。
さいごに
この基準を見て、疑問がある、物申したい、もっとVueが書けるようになりたい、オールスタックエンジニア最高!など…
何か感じた方、ぜひ一度当社メンバーとお話ししましょう!
また、ネットワークエンジニアからフルスタックエンジニアになった人、AWS Summit登壇経験のあるインフラの人、画像認識を研究している大学院生、他社CTOをやっていたが代表難波に惹き付けられ参画した人などなど、色んなエンジニアが働いています。
一緒に働いてみたいというエンジニアメンバーも絶賛募集中ですので、ぜひ以下URLから募集状況をチェックしてみてください!お話できることを楽しみにしています!