我々は生きているのだろうか?
より良く生きる、それは我々が掲げる偉大なるテーマのひとつであろう。そのために必要な、結婚、趣味、ワーク・ライフ・バランス、そして仕事のやりがいなど、あらゆることを気にして『いかなければいけない』。
元来私達は、『必死』だった。感染病や(今の価値観からすれば)早すぎる寿命で死にゆく隣人を見て、誰にも必ず訪れる死を意識しながらも、生きて『いかなければいけな』かった。なぜ生きていかなければいけないか、そんなこと説明する必要はないくらい、生きるのに懸命だった。
古くは縄文時代、