門前仲町にあるギャラリーFUKAGAWA GARAGEにて、tattooアーティストshakutenkoubouトモリさんの個展で対話型鑑賞×哲学対話を行いましたのでそのレポートをお伝えします。
今回の参加者はお二人で、会場内でお声かけしてご参加いただきました。
ありがとうございます。
対話型鑑賞の説明を簡単に済ませ、お二人にそれぞれ気になる作品を1つ挙げていていただき、選んだ理由を伺って対話型鑑賞スタートしました。
1作品めはこちら
選んだ方は「神社に行ったときのことを思い出した。よくわからない空気感がいいなって。でもなんでそんな気持ちになったのかはわからない」とのことでしたがみんなでみるとどうなるのでしょう?
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最初は「わからない」だったけどその「わからない」にはポジティブで神聖なイメージがあることがわかりました。
また龍や蓮の花などのモチーフや細かいディテールにも注目して、鑑賞することができましたのではないでしょうか。
2作品めはこちら
選んだ方は「この水色のところは氷山みたいにみえる。<自在>という字もいいな」とのことでしたがみんなで見たらどうなるのでしょう?
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文字という意味のあるものだったのであまり膨らまないかも?とちょっと不安になりましたが、そんなことまったくなく言葉がどんどんでてきました。<自在>という文字の意味、<自在>を取り囲む水色が一体何なのか、<自在>と水色の関係性や、<自在>がなぜその形になってったのかなど想像を膨らませることができました。
続いて『哲学対話』
今回は1作品めの鑑賞で出てきた「わからない」というキーワードをテーマに
「わからないことがわかるのはなぜ?」という問いで哲学対話スタート。
30分と短い時間で、最初は「わからない」ことを考える戸惑いを感じつつもすこしずつ自分たちの実体験などから「わからない」を考えていくことができたのできました。
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以上、EVENT REPORT 「光明-Koumyou-」で対話型鑑賞×哲学対話でした。
ご参加いただきましたみなさまありがとうございます。