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福岡市に住むことが、僕の「夢」になるかもしれない
日常と非日常を、ゆるやかに行き来するような暮らしをしてみたい。
そう思うようになったのは、つい最近のことだ。
僕はどちらかと言えば、日常よりも非日常を大事にする生き方をしてきた。
20代の頃から、国内の各地はもちろん、海外の遠い国へも、何度も旅に出た。
日常という現実よりも、非日常という夢の時間を、追い求めたかったのだと思う。
あくまでも日常は、非日常の旅へ出るための準備の日々に過ぎなかった。
でも、海外へ行けなかったこの数年を経て、ふと思うようになった。
非日常の旅と同じくらい、日常の何気ない日々にも、確かな幸せを感じられる人間でありたい、と。
以前に比べれば、僕も日常を生きる幸せを、少し感じられるようになった気がする。
でも、非日常の旅の幸せには、まだ追いついていないことにも気づいている。
いつか、非日常の幸せと、日常の幸せを、等価な輝きにしていきたい。
それを目指している僕にとって、いま、ちょっと気になっている都市がある。
九州の、福岡市だ。
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福岡市に住んで、日常の幸せと、非日常の幸せを、ゆるやかに行き来するような暮らしをしてみたい。
でも、どうして福岡市なのか。
それは、日常と非日常を自由に行き来するなら、こんなにも相応しい都市はないように思えるからだ。
まず、なんといっても福岡市は、都市としての規模が良い。
大都市でありながら、大きすぎるということがなく、都会すぎず、田舎すぎず、絶妙なラインに位置する都市だ(地下鉄が3路線というのもちょうど良い)。
市街地の近くに美しい海があり、少し足を延ばせば自然豊かな山もある。すべてが程よく、コンパクトにまとまっている。
利便性を求めながら、できるかぎりシンプルな日常を生きたいと思う僕にとって、とても居心地が良い都市に思える(ちなみに博多うどんも好き)。
そして、福岡市が素晴らしいのは、その立地だ。
僕には、ふらっと気軽に出かけたい、大好きな旅先がいくつかある。
沖縄、韓国、台湾、そして香港。
どこも、温かい人たちがたくさんいて、美味しい料理がいっぱいあって、行くだけで元気をもらえる旅先だ。
福岡市という土地は、沖縄も、韓国も、台湾も、香港も、日本の他の都市に比べてはるかに近く、気楽に旅へと出ることができそうなのだ。
韓国の釜山なら、船でだってひょいっと行ける。たまにヨーロッパへ行きたいときも、仁川空港で乗り継げば、快適に行けそうだ(北海道が遠いのはやや難点だけど、それは我慢したい)。
さらに福岡市が素晴らしいのは、福岡空港が市街地に隣接していることだ。
博多駅から福岡空港まで、地下鉄でわずか5分。たぶん日本中を探しても、これほど気軽にアクセスできる空港は他にない。
まさに福岡市は、非日常の旅に出るうえでも、ぴったりの都市なのではないか。
……日常という日々を大切に生きながら、ときに非日常の旅へ出たい。
そんな暮らしを求める僕にとって、福岡市は、ひとつの理想の都市のような気がするのだ。
あるいは、福岡市に住むことで、僕の目指す「幸せのかたち」にも、もっと近づけるのかもしれない。
非日常の幸せと、日常の幸せが、同じくらいに輝くという、「幸せのかたち」にも。
![](https://assets.st-note.com/img/1677707841806-hBkitRBxy3.jpg?width=1200)
実はこの夏、ちょっと考えていることがある。
福岡市に行って、日常から非日常の旅に出る、小さな経験をしてみようと思うのだ。
もちろん、実際に住むわけではない。
数日間だけ、福岡市でマンションの一部屋を借りて、「日常」を生きてみる。
そのうえで、そのまま海外のどこかへと、「非日常」の旅に出るのだ。
もしも、そのとき、日常にも、非日常にも、同じくらいの輝きの幸せを感じられたなら……。
福岡市に住むこと。それが僕の、確かな「夢」になるのかもしれない。
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![手塚 大貴](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/5868495/profile_c3e0cd35ff2040d3f23cf1974361e992.jpg?width=600&crop=1:1,smart)