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私がヒーローになれる時

ある夜のわが家の会話。

次女が私を呼びに来た。
次女「パパ、パパ!ママがベランダから呼んでる」
私「ん?どうしたどうした。」
妻「そこ、そこっ。。。」
私「どこどこ?」
妻「窓のサッシのとこに。。。アレが。。。」
私「ん、なんの虫?」
妻「虫じゃなくて。。。もっと嫌いな。。。アレ」
私「ははーん、アレか。どこにいるか見えないな、どっか行っちゃったかな」
妻「あっ窓を開けないで!家の中に入るかもしれないから!」私「う~ん 暗くてよく見えないな。。。」

次女が横からスマホのライトで照らしてくれる。

私「あ~いたいた。ちょっと殺虫剤持ってきて」
次女「はい、パパ」
シューッとひと吹き。
私「うん、動きはあんまりすばやくなさそうだぞ、いけそう」
サッシからベランダの床に降りてきたアレから目を離さずにそーっと窓を開け、殺虫剤の缶の底でアレを覆う。

私「よしっ!確保!」
逃げださないように缶の底を浮かしながら片手に持ったティッシュで包み込み、ぎゅっと圧殺。

「パパすごーい!」と歓声が挙がる。

そうして一瞬だけ私が家族の中でヒーローになれるのです。

自分の存在価値を確認できる時、それは「人から必要とされた時」ですよね。

私はヘビは出くわすと体が凍りつくほど苦手ですが、アレ(ゴ●ブリ)はまったく平気です。その気になれば、素手で捕まえることもできます。

わが家はマンションの6階なのでアレが出てくることは少ないですが、たまに「そろそろ出てきてくれないかなぁ アレ」なんて思うことがあります(笑)
2024年10月24日

★このnote投稿の概要は最初の記事「はじめまして」をご覧ください。

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