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SDGsは「ずるい!」という気持ちから始まった?

"SDGs"(エスディージーズ)ってよく言われますよね。
これがイマイチよくわからない。

外務省のHPにはこう書いてあります。(抜粋引用)
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SDGs(持続可能な開発目標)とは、まず2001年に開発目標(MDGs)が策定されました。
その後継として2015年国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された国際目標のことを指します。
17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の「誰一人取り残さない)」ことを誓っています。
SDGsは発展途上国のみならず,先進国自身が取り組む普遍的なものであり,日本としても積極的に取り組んでいます。
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う~む、ますますよくわからない。。。

もっとわかりやすい言葉にできないものか。。。

これを子どもでもわかるようにひとことで説明すると、こう言えるようです。
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この地球を守るために、貧困の地域への対策、子どもに対する教育活動の普及などの問題を解消し、持続可能な社会を築いていく取り組みのこと。
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これでずいぶんわかりやすくなりました。

でも・・・なんか言ってることはわかるけど、ちょっと理想論っぽくて、ヨーロッパかどこかの国の偉い人たちが考え出しそうな感じ。。。
正直私の普段の生活にはあまり関係ないんじゃ。。。なんて思っていました。
そんな時、ある本を読んで私の理解度が低かったことがわかりました。

実業家の林 要さんは著作の中でこう書かれています。
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林さん自身もSDGsと言われてもピンとこなかった。
しかし、20代のある人からこの言葉を聞いてすごく腹落ちしたと。
その言葉とは、
「SDGsって、単に『ずるい』って気持ちから始まっているんですよ。」

昔ほど経済成長が望めない時代に生まれた若い世代の中には、未来に期待できない人が増えている。

資源を浪費して経済成長してきた上の世代を見てきた彼ら。
「私たちの世代に負債を押しつけ、あなたたちだけ人生を謳歌して無責任に死んでいくのはずるい」と怒っている。
「そんな人たちからはモノは買わないし、サービスも受けたくない」という抵抗をしている。
持続可能とは、決して高尚な思想ではなく最低限のマナーなのです。
(「温かいテクノロジー」(林 要著)より一部引用抜粋)
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資本主義、経済至上主義で走ってきた私世代には耳の痛い言葉でした。

ただ、今の若者より上の世代も、決して楽な状況にあぐらをかいてきたわけではありません。
各々の事情の中で、必死に生きてきたのですが、それ(浪費、無責任など)が当たり前だと開き直るのはやっぱり違いますよね。
国や産業界など大きな推進力が必要な部分もありますが、個人レベルでできることもあるはずです。
地球を未来に受け継いでいく為に、自分でできることはなにか、日々の生活の中で見つめ、憂うだけでなく動いていきたいと思います。
2024年8月29日

★このnote投稿の概要は最初の記事「はじめまして」をご覧ください。

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