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取材する時、つい陥りがちな落とし穴
今回は、私が取材する時つい陥りがちな落とし穴についてお話したいと思います。
その落とし穴とは「わかりやすい権威や看板を欲しがってしまう」ということです。
例えば、
農家だったら「完全無農薬」や「すべて地元で採れる野菜を使っている」
温泉旅館だったら「源泉かけ流し」
などです。
こういう言葉を使うと分かりやすく、読者の信頼を得られやすいからです。
ですからこういう権威が何かないか生産者やお店の方につい質問してしまうのです。
先日、東京あきる野市のパン屋さん「ラ・フーガス」で取材した時もそうでした。
オーナーが「地元あきる野で採れる野菜などを使ったりしています」とサラッと仰ったので、
「すべてあきる野市産の素材を使っているんですか?」と訊きました。
オーナーは穏やかにこう答えられました。
「できるだけ地元に寄り添っていきたいのであきる野の野菜を使っています。ただあきる野の素材だけを使っているわけではありません。
私が意識しているのはとてもシンプルで『お客さんにおいしいパンを食べてもらいたい』そのために良いと思うあきる野産のものは使っているということです」
これを聞いた時「このお店は本物だな~」と思いました。
と同時に、お客さんにウケる、箔がつくこと(権威)はないか、という下心でネタを探す取材者は恥ずかしいと自分を戒めました。
いかんいかん。。。
今回、あきる野市のある西多摩に訪れて心動かされたのは、熱い思いを持った人たちがやっている古民家カフェや、イタリアンレストラン、ワイナリーがたくさんあるということです。
この人たちのことはぜひみなさんにお伝えしたく、記事を執筆中です。
お楽しみに!
2024年11月7日
★このnote投稿の概要は最初の記事「はじめまして」をご覧ください。
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